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次の未知の旅へのいざない

さて、年の半ばを過ぎて次の海外旅行はどこに行こうかなと思案中です。
もうヨーロッパは半分以上の地は行ったし、フランス生活が長いのでホームという気が
し、さらに新鮮な感覚を覚えることはあまりない。ヨーロッパでまだ行きたいところと
いえば南スペインのアンダルシア地方かと思う。
やはり自分が最高にリラックスする場所はアジアだということが実感としてあります。

ヨーロッパはなぜか行っても、結構芸術とか建築などを勉強したせいか、都市の歴史であったり、文化的建造物や料理であっても、もう想定を超える異質感あふれる驚きや感動に欠けるというのがあります。
逆に、アジアは異質なんだけど、どこか遠い親近感もあり、チョロっと人間臭い意外感満載で躍動感があり、いつも親しみと未知のエネルギーをもらいます。

超絶透明な海であればフィリピン。まだ行っていない秘境が何ヶ所かあります。
ゆーっくりゆったり過ごすにはバリ島にまた行くのもあり。
あるいは、まだ行っていない中国かインド。でもこの両国は大都会の北京などは避けて、
もっとディープな地方都市、文化大革命以前から連綿と何千年もの間古い伝統と景観を
守っているような地方の田舎を発見してみたいです。
上海を起点に杭州、蘇州、桂林、黄山、成都などにも行きたいが、
一方で中国の中核都市でさえ超・超近代化されていて、あまり面白くないかもしれない。
私が住んでいるパリの地区が中華街っぽいので、中国に行っても意外とあまり新鮮な感動は得られないかもしれない。しかし日本人として生まれたからには、中華文明は避けて通れない文化・地域だと思います。ということで訪れるのはもう少し先にとっておくか。。
迷います。

もともと私の海外旅行スタイルというのは、
1日おきに都市を変えて浅く広くたくさんの都市を
見て回るというのではなく、どこか一ヶ所を拠点にそこを1週間、二カ所、三ケ所目を1週間か10日、それから3週間目に元の街に戻るという、かなりのんびりした旅行スタイルです。
一つの街に体と精神がなじむまで滞在します。
このリズムが出来上がっているので多くの街を見て回るというスタイルからはかけ離れています。
暮らすようにのんびり旅するというのが、ある意味理想です。

海外旅行していて一番好きな瞬間は、自分が見知らない地にいて、
見るもの聞くもの嗅ぐもの食べるものすべてが真新しい感覚に染まる時、
そして未知の国の人々と交わることからくる新鮮な刺激、
自分が日々の日常からかけ離れて非日常をうろついているその高揚感、アウエー感、浮揚感です。

さて、そろそろ年末の長旅の行先を考えよう。

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