欲望の持ち方・保ち方
さて今回は人間が抱く欲望ということについて語りたいと思います。
一見、単純なようで、じつは奥が深いことはこうして書いている時点で気付かされます。
人間の三大本能、食欲、睡眠欲、性欲。ずばりこれら3つの欲望で常に得られるかわからなく、相手次第なのが性欲ではないでしょうか?相手がいなくても自己処理ということも考えられますが。。
私は、一体若いころはどのような欲望を持っていたのかと思い巡らすと、上記の本能のほか、自分を少しでも今生きている仕事や世界にフィットしていき経験値を上げたい、
世界をもっと知りたいと思っていました。
また、いろんな本を読み漁り、人間が考えうる最大最深の生きる意味とかを探していたような気がします。
それは仕事が安定している今でもじつは細々でも変わらなく続いている感じがします。
でも若いころは自分の欲望がいろいろな方面に散らばっていたのが、中年を過ぎた今はやはり欲望の大きさが小さくなってきたことはあるかと思います。
人間、生きていていつも欲望を忘れないことが若さを保つ秘訣だとも言われいますが、年齢を重ねるにしたがって、その数は減りますが、より厳選されたものになるような気がします。
また欲望は一度満たされ達成されると消滅しますが、またもっと欲しい渇望が続く厄介者です。
人間生きている限り、欲望に飲み込まれているように思えます。
しかし、より良く生きるには、この欲望の方向性をしっかり吟味し、欲望達成の度合いを測れるまでに客観視できれば、自分の欲望を手なずけるようになれるのかもしれません。
私にできる欲望の手なずけ方は、まずは自分の欲望に素直に向き合うことです。欲望から目を背けているとますます知らないうちに飲み込まれていくからです。
まずは欲望と対面する勇気を持ち、その度合いを推し量り現実で実現できるかを吟味し、それが「本物」であれば素直に認めてあげるのが自分の欲望を満たす基本だと思います。