見出し画像

フランスで暮らして日本っぽいと感じる13の光景

今回はフランスで暮らしていて日本っぽいと感じることを13個挙げてみました。

1.時々、無性に卵かけ納豆ごはんを食べたくなるとき。この時はもう食べ物の外観とか関係なくストレートにぶっかけ納豆ごはんが食べたくなる。またパリのラーメン店の前でラーメンの匂いを嗅ぐとき、どこかの日本のラーメン店街で食べたラーメンを思い出すとき。

2.パリの日本や韓国・中華食材店に行ってお米を買うとき。味噌とのりは足りているかと確認するとき。

3.日本人とあいさつするときに、相手と視線が合ったらすぐにお辞儀するとき。

4.自分の読書が英語かフランス語の書物以外は日本語になるとき。フランス語は仕事で使いおなか一杯という感じ。また時々フランス語と英語の表現で日本語では何というか、またその逆を考えるとき。訳すなんか野暮なことはしないと開き直るとき、日本語ではこういうのだと伝えるとき。

5.フランスの過激なデモを見ていて、自分はこんなことはしないな、と思うとき。時々そのデモに使う労力が無駄に思えてしまい、フランス人の団体の共闘デモが、よくやるなと遠い存在に思えるとき。

6. メ一ルはかならず「お疲れ様です」から文章を始めるとき。

7.日本人の物腰が柔和だと感じるとき。

8.日仏ハーフの息子と日本語で話して時々盛り上がるとき。10年以上もマンツーマンで日本語を教えてその成果が少し感じられるとき。

9.時々フランス人の説明の仕方が1~10までしてまだるっこしくくどいと感じるとき。要点を先にいってほしいなと思うとき。自分だったら5か6で10までわかるのにと思うとき。要領の良さ、物事のコツの習得の速さを感じるとき。

10. 時々フランス人の適当な仕事の仕方にイラっとするとき。日本人らしいきちっとした仕事の仕方を物差しにしているとき。

11.フランス人女性と付き合っているとき、たぶん自分の言語的愛情表現が少ないなと思うとき(よく言う、愛しているとかの表現)。逆に態度で表すのだと感じるとき。

12.夏目漱石の本をフランス語で読んでも深い味わいを直感的にあまり感じないとき。日本語で読むからこそ伝わる機微の深さだったり情景描写の細やかを感じるとき。逆にギネス世界最長記録の小説と言われるマルセル・プルーストの本「失われた時を求めて」を原文と日本語訳で読んでいて、そのあまりの文章の長さ、そのくどさにあきれてついていけないと感じるとき。ただこれは多くのフランス人でも同じようである。

13.一日歩いた歩数を気にするとき。また走っているとき、自分が若い頃日本で走っていた情景が思い浮かぶとき。

以上、ざっと思いついた13の光景でした。海外生活アルアルなことだと思います。

いいなと思ったら応援しよう!