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【昭和/平成/令和】驚異の3世代!「帰ってきた あぶない刑事」にみるファッションとか
ドラマをリアルで観てた世代、または90年代以降繰り返された再放送観た世代。いずれにしてもこの映画にいまだ萌える人は多いはず!
(起)最新作が封切されたよ
「帰ってきた あぶない刑事」をきのう公開日に観た。
2016年の「さらば あぶない刑事」以外はVOD鑑賞だけどあぶない刑事は大好き! で、最新作を観て思ったことがあって・・・今作のヴィラン(悪役)があの銀星会の前尾の愛人の息子、巧(早乙女太一)なのだ!銀星会は横浜を牛耳る893だったけど、どっかのシーズンで壊滅した。
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最新作でもこのあたりの映像出てきます!
(1989年「もっともあぶない刑事」より)
さらに今回、タカ(舘ひろし)、ユージ(柴田恭兵)の娘かもしれない?彩夏(土屋太鳳)が出現。従来、彼らのプライベートに関してはちょこちょこドラマ内トークで出るものの設定的には40年近く「黙秘」設定だった。
(承)彼らの歴史
過去作のサブキャストの前尾が絡むこと自体ビックリしたけど、こういう持ってきかた、初じゃないかな。巧や彩夏の出生を時系列に足しこんでみる。
1986年 テレビ「あぶない刑事」
1987年 映画「あぶない刑事」
1988年夏 映画「またまたあぶない刑事」 ← 巧、このころ出生か?
1988年秋 テレビ「もっとあぶない刑事」
1989年 映画「もっともあぶない刑事」 ← ここで前尾死んじゃう
1996年 映画「あぶない刑事リターンズ」
1998年 テレビ「あぶない刑事フォーエヴァーTVスペシャル’98」
1998年 映画「あぶない刑事フォーエヴァーTHE MOVIE」
(2000年前後?タカ、ユージいずれも綾香の母親と交際)
(彩夏、これ以降出生か?)
2005年 映画「まだまだあぶない刑事」
2016年 映画「さらば あぶない刑事」
2024年 映画「帰ってきた あぶない刑事」← イマココ
2005年以降の作品でも娘の気配すらなかったけど・・・
(転)衣装の推移
今作の衣装も基本ドラマ当時とさほど変化ない気がする。タカはモノトーン、ユージは派手な柄スーツ。もちろん当時はバブル初期だったんでDCブランドのオーバーサイズデザイン?とかネクタイの太さの流行とかの違いはあるんだろうけど。
変化が大きいのは薫(浅野温子)。衣装とキャラはドラマオリジナル中盤からだんだん崩壊。脚本担当の大川さんも言ってるけどホントこれ!
『あぶない刑事』最終話「悪夢」
— 大川俊道 (@gmspmwueb) May 14, 2024
「真山薫」という女刑事のキャラクターを作り上げたのは「浅野温子」さん御本人で、脚本家はみんな彼女の後を必死に追いかけたが、暴走はさらにエスカレートして、誰も追いつくことは出来なかった^_^
個人的には、この「悪夢」の頃の「真山薫」がいちばん好きだ^_^ pic.twitter.com/hHTYPKx2K8
透(仲村トオル)は基本三つ揃えスーツ、シーズンによってはカジュアル、ときに横浜ならではのスカジャンのときもある。
全編を通して古くさい感じがないのがすごいけど「もっとも」のときかな、ユージの白スーツと靴が特にかっこよくて。
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こんなん履いて捜査とか無理っしょ!
(結)オリジナルの破壊力
先月からBSでドラマ再放送やってる。いまでは不適切なNGワードは多いけど(ゆえに地上波では流せず)約40年前のドラマと思えないくらい面白い。
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新人時代の竹内力が容疑者役で出演
そしていい作品にはいい音楽がつきもの。今回もやっぱきたか、これ!いいシーンで流れます。
今作、港署メンバーは小粒すぎて全然面白くなかった。薫、ナカさん(ダンカン)もストーリーにまったく絡まず。
でも透があいかわらずヘタレなのと瞳ちゃん(長谷部香苗)が自分で入れたお茶を自分で飲んでたのは笑えた。
しかし同じキャラを40年近く演じられるのもスゴいし主要4人はいい歳の取り方してる。白髪もシワもあって当然だけど、それが気にならないカッコよさみたいなのがありますね。
きょうはここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。