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主婦と孤独
孤独を包みたくて、愛を求めたが安堵しきった夫婦は家族となり、愛とはほど遠い道を駆けあがる。
子供の頃に観た大人の不倫はその場の快楽だと思っていた。
一時的なオーガズムで、玄関をあければ消え去る
都合が良く、効果的な処方箋
だから大人になると浮気はポップになるんだと
実際、その感覚で不倫を繰り返す人もいるだろうけど、私が感じた不倫とは似ても似つかない。
主婦に関して言えば、快楽を求めた不倫ではなく
愛を求めて不倫をする率が高いであろう。
家庭に入ると物理的にも感覚的にも孤独になる瞬間が多い
日中の家はひとりきり
家事においては個人プレー
妊娠出産もほぼ個人プレー
育児は夫の参加率次第で個人プレーになることも、
ほとんどのことをひとりでしているのが主婦
家に居させてもらえることに感謝をしているが、この孤独は付き纏ってくる
忙しくすることで、孤独と向き合うことをせず駆けていくことも可能だが、その先に何がある?
私の感性が歪んでいるのか、主婦というカテゴリーがこうさせるのかは分からないが、孤独は人を加速させる。
あぶない道を避けて通る選択をした私は、孤独をお金で埋めようとしている。
自力でも生きていける自信がほしくてお金を選んだ。
お金で主婦の孤独が埋まるなんて思っても居ないが、夫からの愛のカタチは変わるのかもしれないと少しの期待を持って進む。
ここで快楽を選択すると、不倫の道を駆けあがることになるのでしょう。
やってしまう人の気持ちがわからなくもない
というのが本音
私がみる彼女たちは、すごく幸せそうに階段を駆けあがっていて
まるでプリンセスのような表情をしている。
だから不倫は堕ちるものではなく上がっていくイメージ
堕ちるのは、全てが離れていくときである