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人の3倍仕事ができる人より3人の凡人が欲しい~コロナ禍だからこそ考えたいこと~

どの世界にも仕事ができる人がいます。
そういった人は重宝され周りからのお手本となりやすいでしょう。

ただ、組織の中でそのような人材は時に利用しずらいことがあります。
これは会社内での人間関係などではなくあくまでも仕事をするうえで支障が来やすい理由をお伝えします。

人の三倍仕事ができる人ほど組織に向かない

人の三倍仕事ができる人がいたとして、収入がほかの人の3倍もらえるかといわれるとそうではありません。

あくまで組織の中では社員の一人、成果主義や歩合制の仕事でない限り収入が増えるためには残業、昇給、ボーナスの査定などになってしまいます。

ボーナスの査定がしっかりしていたり、昇給がこまめに起こる会社でない場合、収入が増えることがないのであれば組織にいないほうがいいでしょう。

会社によっては凡人のほうが残業代の分収入が多いかもしれません。

優秀な人ほどスキルを身に着けたら早く会社を辞めて転職したり独立したりという道に行きやすいです。

優秀な人がコロナにかかったら

優秀な人材がコロナにかかってしまったらどうでしょう?
優秀な人が急な長期離脱になってしまうとその分の仕事をほかの方に振らなければなりません。

振られた仕事は手分けしたとしても優秀な人にまかっせっきりの組織だった場合かなりの無茶をしなければなりません。
下手すれば指定された期限に間に合わないこと、間に合ったとしても雑な仕事になってしまいクライアント様や会社に多大な損失を与えてしまいかねないのです。

もし優秀な人が仕事ができない状態になってしまったらを考えたとき、組織としてはよりよく働ける大切な人材から大きなリスクを抱えている人材になってしまうのです。

本当に求められてるのは凡人?

では、どのような人が組織にいるといいのか?

それは一人で一人分の仕事ができる人です。
ここではあえて「凡人」といいます。

確かに3人分の仕事ができる人ほど仕事をしてほしい場合、3人の凡人が必要ということになります。
しかし何かあった場合のことを考えた場合一人の損失の差がかなり変わるのです。

与える収入のことを考えたら三人分は痛手に感じるかもしれませんが大きなリスクもなくなり仕事としても回りやすい状態になるでしょう。

その分チームワークが大切になっていきますがうまくチームワークが育てば環境がよくなり長期で働ける体制ができます。
仕事も長くやっていけばそれなりにできることは増えていき凡人でも優秀な人材になっていくでしょう。

あくまで組織の中で適した人材のことを書いていますが、これは理想です。

日本では人材を育てチームワークに溶け込める組織のほうがうまくいっていると思います。

優秀な人は何もしなくても独立、転職などをしていく傾向がありますので組織が大切にする人材は長く働く凡人なのかもしれません。

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