"バックミラー"と"フロントガラス"のどちらで物事を見るか
マジで読んで。
とは、なかなか言いづらい。
でも、自分で言うのも何だけど、メッチャクチャ面白い対談なんですこれ。
「楽しい」には、"いろんな角度の楽しい"、があるでしょ。
ご自分の好きな物を想像してみてください。
たとえば、「漫画」にしましょうか。
好きな漫画があったとしてね。まず、それを読んでる時が楽しいわけじゃないですか。
で、同じ漫画を好きな人と、その漫画について語りあうときも楽しいですよね。
さらに、まだその漫画を読んでない人に
「これメッチャおもしろいんだよー!」
と、オススメしてる時。そうやって好きな漫画をプレゼンしてる時も楽しかったりする人、いません?
僕は歴史が好きでね。
関連本を読んでる時は、もちろん楽しいんだけど、とにかく
「人にオススメしてる時が異様に楽しい」
というヤツなんですよ。
そんなとこを舞台で喋ってたら、やがて文章を書くようになって、あげく本まで出すことになった。
なので、今やってる仕事に名前をつけるなら「日本史プレゼン芸」って感じなんだと思います。
ありがたいことに歴史関連のお仕事は増えました。
嬉しいことに「わかりやすい!」と言っていただく機会もあったりします。
ただ、僕の中では「教えてる」という感覚はあまりありません。
あくまで
「好きなものをオススメしてるだけ」
といった感じ。
みなさんが友達に「この漫画読んでみて!」と、オススメしてるのと何にもかわんないんですね。
しかし。
「人に歴史をプレゼンしてる時」。これはホントに楽しいんですが、、
プレゼンですからね。
何よりも、相手の理解を第一優先に考えなくちゃなりません。
「これぐらいは知ってますよね?」という部分を排除して排除して、超基本的なところからお話しする苦労もあるわけです。
伝わったときの喜びや醍醐味もそこにあるわけですが。
はい、話はちょっとバックしますよ。
「楽しい」には、いろんな角度の楽しいがあります。
歴史のプレゼンが大好きな僕ですが、
"歴史好きな人と歴史についてしゃべってるとき"
これも、超ぉぉぉ楽しいわけなんですよ。
はい、話はまたまたバックして、冒頭の「マジで読んで。とは言いづらい」に行き着きます。
今回の対談。
歴史好きな須藤さんとしゃべるってことで、
しかもテーマは「歴史×ビジネス」ってことで、
細かい単語の説明なんかは無視してます。
みなさんに歴史をプレゼンするってことよりも、
「歴史が好きな者同士、いっぱいしゃべろ!」
ってとこを強く押し出したんですね。
だから、「マジ歴史知らねー…」って人には、オススメしづらいな……と、そういうことなんでございます。
ただ。
それでもかなり気をつけて、わかりやすく伝わるように頑張ったつもりだぞ!
褒めてくれ!
そんで、ビジネスやってる方々に刺さったのか、ログミーさんでよく読まれてる記事の
1位とか3位とか、上位を取ったぞ!
褒めてくれ!須藤さんを!
お時間あれば是非。
この回は、自分が強く感じた「幕末とDX」の類似について、いっしょうけんめいしゃべってるんだ。
あと、須藤さんが途中に言った、
「"バックミラー"と"フロントガラス"のどちらで物事を見るか」
は、ホントに、
ここ数年で、一番「ハッ…!」とさせられた名言でした。
ムチャクチャ鋭いことおっしゃる。
ちょっとだけ「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」に似てるね。
ごめん、似てねぇわ。
本当にありがとうございます!! 先にお礼を言っときます!