タメ、いかつい
同い年って、やっぱ、おっ、てなっちゃう。
年齢なんてね、大人なればなるほど関係なくなっていくもんです。
学生時代の1年上、2年上って、すっごい先輩に思えたし、大人びて見えた。
でも、大人になったときの1、2歳違いはホントに誤差の範囲。
僕より能力の高い年下はゴマンといるし、子どもっぽい5コ上も、大量に発生してます。
ましてや芸人なんて、デビューした順番に、ガチっと先輩後輩が決まるという純然たる序列の世界。1歳年下の先輩もいれば、6歳年上の後輩もいるわけです。
仕事の出来不出来や上下関係をはかる上で、年齢という物差しは、全くと言っていいほど役に立ちません。
でもさ
同い年って聞くと
「え、タメ?」
って、ちょっと反応しちゃうこの気持ち、分かってくれます?
妙に親近感湧いちゃう、あの感覚。
小学生のとき観てたテレビが一緒で、中高生のとき流行ったファッションも同じ。20歳を迎えた頃、世間はこんなニュースで溢れてた。
これらがガチっと一致しちゃうのが同い年。年齢なんて関係ないと言っときながら、やっぱり同い年には「え、タメ?」と言いたくなるんです。
僕の同い年には、キングコングさん、ピース又吉さん、平成ノブシコブシさん、などなど、超絶優秀な方たちが揃っております(全員僕より芸歴が1年上の先輩です)。
学生の頃から「松坂世代」という括りで語られることの多かった、1980年生まれ。
んで、やっぱりいましたよ。起業家にも。メタクソ優秀な方が。
株式会社Kaizen Platform 代表取締役の
須藤 憲司さん
出会う前から、SNSを通じて須藤さんのことは存じ上げていたのですが、まさかタメだったとは。
リクルート最年少の執行役員(当時)になって、シリコンバレーで起業。
坪田 信貴さんが命名されたキャッチコピーは「ネクスト孫正義」で、現在はKaizen PlatformのCEO。
うん
須藤さん本当にタメか?
パワーワードが並びすぎてて、なんかもうハゲちゃいそう。
この経歴なんすか? 弘兼憲史さんが「課長 島耕作」の次に書こうとしてるプロットじゃないですよね?
僕の経歴で言えば、
リクルートとかまったく知らなかった学生時代、バレー部に入部。その後吉本へ。
爆笑オンエアバトルでのキャッチコピーは「みそかつパワーを見せつけろ!ブロードキャスト!!」。オンエアならず。
以上。
ゲロ吐くぞ、おい。
まぁ僕の経歴は置いといて。
重要なのは、こっから。
そんなエゲツな須藤さんが書かれた
って本があるのですが、これがメーチャクチャおもしろいんですよ。
ハックってのは、須藤さん曰く、
「同じインプットから生じる成果を劇的に高めること。
日本語に翻訳すると僕は、昔から言われる”知恵”じゃないかと思っています」
だって。
この思考について、スーパー起業家が教えてくれる本。
面白いに決まってますわな。
でね、
この本の中には、歴史に学ぶ重要性を説いてる箇所がチラホラとあって、須藤さんも歴史を知ることは大切だとおっしゃってるんです。
なるほど。
やっぱり歴史って、ビジネスや起業家、企業とも親和性が高いんだ。
うん
会いたい。
これは是非とも須藤さんにお会いしてお話しを聞いてみたい。
と、沢田知可子ばりに願っていたら、坪田さんにお誘いいただいた食事会でお会いできたんです。
坪田さん、ありがとうございます。
やはり持つべきものは社外取締役です。
そこから時を待たず、再び須藤さんとお会いできることに。
2回目は、サッカー観戦へと向かう車の中です(シチュエーションなに?)
須藤さん。最初にお会いしたときから感じていたけど、むちゃ気さく。
とてもシリコンバレってたとは思えない。
さらに、
「房野さん、ホントごめんなさい。僕、今400円しか持ってなくて。もし何かあったら貸してください」
お茶目でもある。
ただ
話す中身はバリおもしろい。マジでヤバい。
ただそれも
淡々と自然体でお話しされるから
「ちょちょちょちょ! ちょっと待ってください、スゲーこと言ってますよ今!」
となる。
こりゃあ
もっとお話、聞いてみたい。
てことで、イベントです。
よろしく!