日明貿易
日本は「鎖国」をしていた。なんてことは誰もが知ってる話です。
ま、実際には国を閉じてないんで"鎖国"とは言えないんですが。
「ほかの国との国交を断つ」なんて、すっげー突飛な考えのように思えますよね。江戸時代の日本人思いきったことやるな〜なんて。
でも、そんなことないんですよ。
昔からあったんです。聞き馴染みないかもしれませんが、「海禁政策」といって国が全ての貿易をコントロールして、民間業者の出入国を禁止する、ってやり方は。
室町時代、中国の「明」という王朝がそれをやったんですが、民間貿易を禁止する代わりに国同士のオフィシャルな貿易だけは容認しました。
ただ、そこには"ある条件"があったんですね。
プライドを取るか実益を取るか。
現代でもこの手の問題は随所に見られますが、あなたならどうします?
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