「AI作曲ツールで音楽を作り、デジタルリリースに挑戦!しかし現実は...著作権問題に直面した体験談と今後の展望」
京王線仙川駅より4分
レコーディングスタジオ・ギター教室
仙川プティレコードの斉藤KAZUです。
先日紹介しましたAI作曲ツール「Media.io」のAI Music Generatorを使って、Lofi Music作成しそれをtunes coreでデジタルリリースさせてみました。
2曲作成し、
1曲は、AIで作曲したものに。キーボードでうわもを足し、ギターを足していますもので、もとのAIで作った楽曲と少し変わっています。
もう1曲は、ドラム、ベース、鍵盤を残し、それにギターを足してみました。
結果は、1曲目は、問題なくリリースできましたが、
2曲目は、下記のメールが届き、第三者が権利を有している可能性があると
連絡が来て、リリースすることができませんでした。
【要確認】 音源ファイル [楽曲 No.1]
▶ 該当の音源は第三者が権利を有している可能性がございます。
まずはこちらをご確認ください。
▼ リリース審査で「音源は第三者が権利を有している可能性がある」と連絡がきた
https://support.tunecore.co.jp/hc/ja/articles/4403660267277
▼ 本リリースを配信するには?
以下に当てはまる場合は配信することができます。
・商用利用可能なループ音源(Splice・BeatStarsなど)やサンプルオーディオを使用しており、必要な許諾を得ている
・該当曲の原盤権者(レコード・レーベルなど)・著作権者(出版社、作詞者、作曲者など)から許諾を得ている
その2曲目の楽曲をグーグルの曲検索で、検索してみましたところ、
まったく同じイントロの楽曲がありました。
こちらも「Media.io」で作ったのではないかと思います。
イントロは、ほぼほぼ同じでしたが、Aメロに入って、フレーズや、シンセのパターンが多少ですが違うくらいでした。
やはり、AIは同じものを使いまわしているのですね。
イントロがまったく変わった感じにしようと、今回は、イントロのシンセのパターンをカットし、
あらたにシンセ2トラックを重ね、だいぶ違った感じに仕上げました。
こちらも念の為、google 曲検索で検索しましたところ、今回は一致するものがありませんとエラーが届きましたもので、
こちらを再度、tunescoreにアップロードしました。
ところが、「音源は第三者が権利を有している可能性がある」とまた連絡がきました。
リズムとベースしか使っていないもので、ループ素材を作って作ったものと
それほどかわらないかと思いますが、権利でひっかかってしまうと
AIの作曲は、デジタルリリースするにはちょっとまだ使えない商品ではないかと思います。
youtubeにアップしてみましたところ、youtbeの 著作権にはひっかからなかったもので、
動画のバックミュージックに使う分には、問題ないかと思います。