音楽で成功するためのヒント:ヒット曲だけじゃない!多角的な視点で音楽業界を生き抜く
京王線仙川駅より4分
仙川プティレコードの斉藤Kazu です。
ミュージシャンとして、自分のバンドや楽曲でヒットを狙い、一攫千金を夢見るのは当然の想いでしょう。私もかつてそうでした。しかし、たとえ楽曲が何十万回再生されたとしても、それがずっと続くとは限りません。多くの場合、それだけでは生活していくのは難しいのが現実です。
そこで重要になってくるのが、「ヒット曲を作る人」だけでなく、「ヒット曲を作る人を取り巻く仕事」に目を向けることです。私の先輩がよく言っていた言葉が印象に残っています。「視野を広げ、人が求めているものを見つけ、それを仕事にしていけばいい。」
私も若い頃、自分のバンドで精力的に活動していました。ライブを行い、CDを販売し、メジャーデビューも果たしました。しかし、ライブのサポートミュージシャンを雇ったり、フライヤーを自費で作ったり、広告を出したりと、出費の方が収入を上回ってしまうことも少なくありませんでした。それでもなんとか頑張り、生活はギリギリ成り立っていました。
そんな頃、先輩の言葉を思い出し、私は音楽業界における多様な仕事に積極的に挑戦し始めました。具体的には、以下のような活動です。
●ライブサポートミュージシャン: 当時5,000円~1万円程度のギャラで、月に10本から20本のライブをこなしました。
●デザイン
自分のバンド時代に、ライブごとに毎回フライヤーを何千枚かつくり、都内のライブハウス、リハーサルスタジオに毎回、自分の足で配っていたのですが、それを何年か繰り返しているうちに、フライヤーの制作の依頼がくるようになり、そして、CDのジャケット、ポスターなどデザインの仕事もくるようになりました。
●楽曲アレンジ: サポートミュージシャンとして活動する中で、シンガーからのCD音源制作依頼を受け、楽曲アレンジを手がけるようになりました。
●ギター講師: バックミュージシャンで演奏していると、そのお客様様からギターを習いたいという人が出てきたり、他のミュージシャンから習いたいという申し出がでてきたりしてきて、ギターを教える業務もスタートしました。
これらの活動を通して、ようやくフリーランスの音楽家として安定した収入を得られるようになりました。そして、さらに事業を拡大し、レコーディング、ミキシング、マスタリング、CDプレス、ジャケットデザイン、フライヤー制作、CD流通、ライブサポート、グッズ制作、ホームページ制作、音楽教室、楽器販売まで、楽曲制作からリリースまでトータルでサポートできる「音楽工房」を立ち上げました。
時間があれば、インスト曲を作ってストックミュージックとして販売するなど、収入源の多角化にも取り組んでいます。
音楽業界で成功するには、ヒット曲を生み出すだけでなく、音楽に関わる様々なニーズに応えられるスキルと幅広い視野を持つことが重要です。
もちろん、音楽のスキルを磨くには時間もかかりますが、需要のある仕事に目を向け、積極的に行動することで、必ず収益化を実現し、安定した収入を得られるようになります。
まとめ
ヒット曲だけじゃない!音楽業界で成功するためのヒント
ヒット曲を作る人だけでなく、その周辺の仕事にも目を向けよう
多様なスキルを身につけ、幅広いニーズに応えられるようにしよう
音楽はビジネスでもある。収益化を意識した活動が重要
時間と努力をかければ、必ず夢を実現できる
このブログ記事が、あなたの音楽活動のヒントになれば幸いです。