令和5年 秋の消火訓練
当社では年2回(春・秋)、消防設備点検とともに自衛消防訓練を行っています。令和5年秋は、消火栓を使った消火訓練を行いました。
もうすぐ2年となる2021年12月、合板加工機の刃物と木材の摩擦で火花が発生し、そこから火災が発生しました。
消火しようと体を動かし続けた人、火の力に立ち尽くすしかできなかった人など従業員の対応は人それぞれでしたが、この火災から、日頃から災害へ対策・意識をすることと、知識と行動を皆で共有すること(火災だと初期消火)がとても重要であると知りました。
今回の訓練においても、「その場にいればよい」という他人事のような感覚での参加ではなく、実際に火災が起こった時にどのような手順と役割があるのかを皆が自分事をして考えていることが伺えました。そのように実感できるのは、消火栓訓練の内容だけでなく、集合時の点呼の整列ついても責任者から自然と改善の意見があがってきたからです。
以前に訓練の言葉の意味は「訓 (な) れるまで教え、練習させること」だと聞いたことがあります。今後発生する災害の大きさや被害は誰にも想定ができません。だからこそ訓練を通して災害と向き合い、あらゆる危険を考え、被害を最小限にし、自分の身を守るための行動や知識が必要だと考えています。
これからも訓練を続けていきますが、「訓れるまで教え、練習すること」とともに、皆が自発的に考えて、より安全な環境づくりができるように取り組んでいきたいと思います。
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