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【パイオニア】「オパス独創力」デッキガイド

割引あり

■はじめに

こんにちは、平見です(Twitter
普段は大阪でMTGをプレイしていて、よく競技イベントに参加しています。

これまでの主な戦績
・GP名古屋2016 優勝
・GP京都2016 TOP4
・日本選手権2021 SEASON1 TOP8
・日本選手権2021 FINAL TOP8
・ジャパンオープン2022 TOP4

直近の目標はプロツアーへの参加+チェインです。

今回は自分の中でこれまでの情報整理をするいい機会だと思い、オパス独創力についてまとめてみました。
これから使ってみようという方に読んでもらえると嬉しいです。

現在開催されているチャンピオンズカップエリア予選やそのファイナルに向けて、またMTGアリーナのエクスプローラーでもこのデッキをプレイすることができますのでぜひお試しください!

■これまでのあらすじ~プレミアム予選突破まで~

パイオニアで行われたチャンピオンズカップシーズン1サイクル1は店舗予選を抜けれず。

サイクル3はエリア予選に6回出場して4回バブル負け。
奇怪な具現をずっと使っていて、デッキパワーは感じていたのですが結局勝ちきれず。

過去のスタンダードでよくプレイしていたスゥルタイ根本原理のことを思い出しました。
自分は必殺技デッキが好きなのかもしれない。

オパス独創力は元々エリア予選の開始前のタイミングで結構勝っていて解説記事(Creativity Deck Guide)も出ており、自分の好みでもあるので使用候補でした。
エリア予選のときに実際に対戦した際にも魅力的に感じたので何処かのタイミングで使おうと思っていたのですが、結局奇怪な具現を使い続けたので使用するタイミングがあらず。

エリア予選が終わった次の週にシーズン2のプレミアム予選があったので、この機会に使ってみようと思い使用したところ、プレミアム予選を最速で一発抜けできました。
エリア予選で75枚同じリストが2つ勝っていたので、そのまま75枚をコピーしています。

幸いなことに早期にファイナルの権利を獲得することができましたので、シーズン1サイクル3の前日予選に参加することにしました。
店舗大会でもオパス独創力を使い続けていたのですが、これまでのパイオニアの自分の成績を考えるとだいぶ好感触でした。

東京での開催ということもあり参加者150人くらい。
予選8回戦の4人抜けでした。

結果はSE1で負け。

シーズン1サイクル3のファイナル権利のバブルマッチを5回連続で負け。
長くやっていればこういうこともあるんだなと思いました。

エリア予選に出る友人やエクスプローラーの予選ウィークエンドの為に最近またこのデッキを回しています。

■イゼット独創力について

オパス型以外にもワーム型とアトラクサ型が存在します。
リアルではオパス型、オンラインではワーム型が一番多い印象です。

オパス型のいいところは《世界棘のワーム》《歓楽の神、ゼナゴス》や《偉大なる統一者、アトラクサ》など手札に引いてしまうと困るカードがないところ。
サイドボード後にイゼットコントロールとしても立ち回りやすいところが魅力です。

イゼット独創力についてはkkさんのnoteでも詳しく解説されています。

■現在のデッキリスト

《高山の月》/《才能の試験》

青白ロータスが増えると予想している+苦手なマッチアップなので意識して採用。
同じく苦手なロータスコンボにサイドインできるのもいいです。

《丸焼き》

青白ロータスの《厳しい試験官》に対して《ドミナリアの英雄、テフェリー》も一撃でやれるのでサイドインがしやすい。
サイド後の《パルン、ニヴ=ミゼット》もやれます。

■採用候補カード解説:メインボード

《呪文貫き》/《かき消し》/《否認》

自分は《黙示録、シェオルドレッド》や《輝かしい聖戦士、エーデリン》《墓地の侵入者》など対処に困るクリーチャーをカウンターできる点を評価しているので《かき消し》が好み。
マナ要求カウンターは合計4枚までに抑えたい。

《否認》はスタンダードでよくあった《かき消し》をケアして5マナ揃えてからの《鏡割りの寓話》に対して裏目を作れるのがいいです。

《火山の悪意》/《削剥》

・手札を入れ替えれる
・PWに当てれる

・苦手な《未認可霊柩車》に当てれる
・対戦相手の《不屈の独創力》を牽制することができる

合計3枚取りたい。

《ゼロ除算》

前日予選への調整で、このカードの採用について一番時間を使いました。

《黙示録、シェオルドレッド》やサイド後の《安らかなる眠り》や《虚空の力線》にも当てれるところがメリットです。

《厳しい授業》とのハイブリッドも試したのですが、《プリズマリの命令》をルーティング+宝物で使うことが多く、このデッキの《厳しい授業》の重要さに気づき不採用にしました。
サイドボードの枠を埋めてしまうのもデメリットです。

《崇高な天啓》

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不可能を可能にしてくれる、決まればとてもインパクトのあるカード。
《ゼロ除算》が不採用なので貴重な盤面に触れるカードでもあります。

《厳しい授業》で捨てるカードとしては最高なので、使ったことがない人はぜひ1度コピーして気持ちよくなってほしいです。
《ゼロ除算》の履修でも捨てることができます。

《厳しい授業》を4枚取っているなら最低1枚は欲しい、2枚も分かります。

《ストーム・ジャイアントの聖堂》/《バグベアの居住地》

・《ドミナリアの英雄、テフェリー》を一撃でやれる
・オパスハルク(4+5+4=13点)と《ストーム・ジャイアントの聖堂》の起動で丁度20点削れる
・青マナと無色マナしか出ない土地が2枚以上重なると、赤シンボルが濃い《不屈の独創力》を打てなくて困ることがたまにある

・《ストーム・ジャイアントの聖堂》と違い赤マナが出るので1ターン目に火力を打ちやすかったり、《不屈の独創力》を打ちやすい
・《ストーム・ジャイアントの聖堂》より起動コストが軽いので除去やカウンターを構えやすい
・殴れるとトークンが残るので《不屈の独創力》の種になる

合計2枚取りたい、1:1か2:0。

《棘平原の危険》/《尖塔断の運河》

・1点火力や追放が強いマッチアップであると便利(対ラクドスサクリファイス、緑単信心、白単人間、グルー機体など)
・確定タップイン
・《思考囲い》や《強迫》で落とされて事故ってしまう可能性がある

・3ターン目まではアンタップインで置ける猶予がある

合計4枚取りたい、2:2か3:1。

■採用候補カード解説:サイドボード

《焙り焼き》/《イゼット副長、ラル》

・確実に《黙示録、シェオルドレッド》を除去できる
・グルール機体など、アグロデッキにサイドインできる

・対コントロールでラスに強く、ハンデスなどで消耗戦になった場合のリソース源にもなる
・追放領域も参照するとはいえ《黙示録、シェオルドレッド》を除去できない場合がある

《ゼロ除算》が不採用なのもあり、合計2枚は取りたい。

《方程式の改変》

対緑単信心などであれば便利。
主に対緑単信心への認識次第で採用するかどうかが別れそうです。

《兄弟仲の終焉》

ボロス召集やグルール機体やボロスピアナラーが流行っていた時期はあったほうがよかったのですが現在はなんとも言えないところ。
最近増えてきているラクドスサクリファイスにもあると便利。

自分が意識するメタゲーム次第で採用するか考えましょう。

《サメ台風》

対コントロールや対スピリットであれば便利で悪くないカード。
パワーストーン・トークンとのシナジーもある。

■相性表とサイドボーディング表

相性は有利・微有利・五分・微不利・不利の5段階で評価しています。

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