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【GCP&Azure】パブリッククラウドでのSENDMAGIC導入について②

今回はGoogle Cloud Platform(以下GCP)とMicrosoft Azure(以下Azure)のインスタンス上にSENDMAGICを設置することについてです。

GCPやAzureは外向き25番ポートが使えない!けれどSENDMAGICを使いたい時の回避方法

GCPやAzureのインスタンスからは外向き25番ポートが閉じられており、メール送信ができない環境です。
GCP参考:インスタンスからのメール送信
Azure参考:Azure VM からのメール送信に関するアナウンス (2017 年 11 月)

前回紹介したAWSとは異なり、申請による25番ポートの開放が出来ません。

結果、GCP・Azure環境にSENDMAGICを設置してメール配信することは出来ないのですが、GCP・Azure環境からSENDMAGICにメールリレーすることは可能です。

その方法をご紹介します。


メールリレー方法

SENDMAGICは送信リクエスト受信ポートを任意ポート番号で指定できます。

GCPやAzure以外の環境(例えばAWS EC2)にSENDMAGICを設置して、そのサーバに対して25番以外でメールリレー設定をすることで、GCPやAzure上にあるアプリケーションからメール送信リクエストをかけることができます。

イメージ図:GCPからSENDMAGIC環境へメールリレーする場合

設定のポイントは上図の3つ
①メール生成AP側でメールリレー先のポート番号とIPアドレスを設定する
②ファイアウォールにAP側からの通信接続許可設定する
③SENDMAGICのメールリレー受信ポート番号とIPアドレスを設定し、AP側から配信要求を受けるIPアドレスを設定する

実際にGCP環境に配信要求元システムを設置し、SENDMAGIC環境へリレー設定してメール配信利用されているお客様もいらっしゃいます。

ちなみにSENDMAGICは接続元のシステム数に制限がありません。
外向き25番ポートがつかえる環境にSENDMAGICサーバを立てておき、自社の複数システムの配信サーバとして利用するといった使い方が可能です。


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