【緊張】甘党の自分VSスターバックス店員
はじめまして、編集・ライター養成講座47期生の荒井と申します。
一言だけ自己紹介をすると「甘党」です。
もう一言補足をすると「カッコつけたいがために甘党を隠している男」です。
スターバックスが好きです。
スタバにて、僕のような「甘党(を隠している)男」が直面する緊張の瞬間があります。
それが注文の瞬間です。
甘くて可愛らしい飲み物を飲みたい。
でも周りにはあまりバレたくない。
落ち着いた大人の男を演じたい。
そんな欲望と自意識を胸に、注文の際はクールに、なおかつシュッとした表情を作って「これください」とそっとメニューを指差します。
あくまで周りからはブラックコーヒーやエスプレッソを注文している風に見えるように。
すると店員さんが大声で「いちごクリームフラペチーノですね!」と注文を復唱してしまいます。
そのときの恥ずかしさ、アワアワ感。いちごフラペチーノよりも顔が朱くなります。
一番恥ずかしかったときは「プリンアラモードフラペチーノのグランデサイズですね!」と大声で晒されてしまったときです。
僕は泣きそうになりながら飲み物を受け取ってその場を逃亡しました。
そして泣きそうになるくらいプリンアラモードフラペチーノは美味しかったです。
我々甘党の男にとって、スタバの注文シーンではなかなかに甘くない現実がつきまとっているわけです。
それにしても「プリンアラモードフラペチーノ」のネーミングです。
甘党の心臓を一直線に突きにきているような、ある種恐怖すら覚えるネーミングです。
辛党派との一切の交渉の余地を許さない、和平の意志が1ミリも感じられないようなネーミング。
辛党派のトップの「暴君ハバネロ」が和解をもちかけようとプリンアラモードフラペチーノの自宅を訪ねても、玄関にすら入れてくれなさそうな気がします。
数年前の期間限定で今はお店に出ていないプリンアラモードフラペチーノ。
再びシャバに解き放たれているのを待ちながら、虎視眈々と牙を研いでいる気がしてなりません。
すみません、変な表現になってしまいましたが、それくらい数年前に飲んだプリンアラモードフラペチーノは衝撃的な美味しさでした。
編集・ライター養成講座で文章の勉強をしていますが、自分でも何を書いているかよくわからない記事となってしまいました。
文章を書くこと、なかなか甘くないです。
文責:荒井慎平