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生花からの刺激
息子が生花を習うようになりました。
行きたくないとは言いませんでしたが、お花もお茶も、家元は男性だからお茶もお花も女性のものではないと伝えて、彼に行くように勧めました。
生けた花をスマートフォンで写真を撮り、下手でも先生が褒めてくれて上機嫌で帰ってきます。
息子を続くようにと先生が配慮していただいているようです。
それにしても時代は、変わったものだと感じます。私が習った時は、ノートに花の名前と生けた花をデッサンしていました。
優しい先生でしたが、センスの無さを痛感して帰ったものです。センスはないが、興味があり、生けたいと思う雑誌を切り抜いたり、他流の花会にも見学したり、花道展や献花にも出させていただいたりもしていました。
栴檀で生けるようにもなりました。
センスは変わらずありませんが、テレビを見ててキャスターのバックの花を注意深く見たり、生けてる動画を見たりするようにしています。
息子は今、自由花で、感性のみで生けています。
息子が生けた花を見ながら、私は自分で生けた花と比べてみます。
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また、いただいた現代の花の本を見ながら、生け方の斬新さを感じました。
もちろん、若い方が好みそうな生け方ではあるが、花の足元の美しさなどは変わらずまとまっています。習ったままで、私の花は止まっているのを感じました。
もう一度、花に向き合ってみよう。昔の切り抜きを引っ張り出して、さらに今の本も参考に。
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最後にお知らせですが、先日、JCB THE PREMIUM に掲載されました。
先代の想いや私のお客様への気持ちを綴らせていただきました。手に取っていただけたたら幸せです。
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本日もお読みいただきありがとうございます。
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料理旅館栴檀
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