レンガ
れんがの家と言えば、昔、読んだ3匹の子豚の話しを思い出します。藁の家、木の家、レンガの家。
れんが亭は、名前通り、れんがが敷き詰められた部屋です。入り口、床、壁も全て、れんが。
れんがの積み方にも、代表的なのは、イギリス積みとフランス積み、他にもオランダ、ドイツ積みなどいろんな積み方があるようです。
ちなみに、イギリス積みは、レンガの長手(長い面)だけの段、小口(短い面)だけの段を交互に積み上げる方式です。
れんが造りの部屋に大きな梁があります。木造りに梁があるのは、普通ですが、れんが造りの中にあるのは、珍しいそうです。
梁は、水平方向の力を支える材料なので、父は、ファッション性を重視して梁を中に入れてもらったのかもわかりません。
44年前に作られたこのれんが亭は、日に当たることもないので、美しいれんが色を保持したままです。
父が愛した、ウヰスキー、パイプ、ライターや本など皆様に見ていただきたいものを展示します。
この空間でどれだけの方が、どんな会話に花を咲かせたかを考えると重みを感じます。
この歴史を、栴檀一門が守りながら、先代のママのタンシチューを再現し、栴檀のおとなあてをお出しします。
若い方、お一人でふらっと来ていただける方、今までご愛顧してくださいました方、1人1人を大切にしながら、来年からはウヰスキーバー れんが亭は、父の愛した物を展示したり、また、ウヰスキーバーらしく珍しいウヰスキーを提供します。
1人でも安心して飲んで楽しんでいただける店にします。もちろん、私のおすすめのシナモンハイボールもお出しします。
お店の名前であるウヰスキー。
ウィスキー、ウヰスキーの違いは井戸の水を使って作るということなのでウヰスキーにしています。
また一部で頑張ってくれた稲田太一君は、れんが亭でおかげ様で自信と出会いをいただき、独立します。
今以上にピエモンテの料理に磨きをかけてイタリアワインに特化したカッコ良いお店になりそうです。
来年は、巳年。蛇は、脱皮を繰り返して成長することから再生を象徴するそうです。
れんが亭は、再生し継承し、未来へーーです。
栴檀一門、料理旅館栴檀、そば屋二葉、グリドル銀葉、れんが亭は、この一年、ご贔屓、ご愛顧ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。感佩。
本年もお読みいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。
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電話番号:0899772055(栴檀)