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金沢大学サイトビジット&京都府立医科大学セミナー

金沢大学が「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の採択を受けられ、その「サポーター」を仰せつかったので、過日、金沢大学を訪問した。(もう1つ、千葉大学も担当)

今回の出張でまず大失敗だったのは、大宮経由で北陸新幹線に乗り継ぐ予定が、東北新幹線の中でPC開いて仕事をして過集中し、大宮で降りそこねた件……orz
本当は医学部の河崎先生の研究室にも訪問しようと思っていたのだが、それは叶わず、サイトビジットのための角間キャンパス訪問のみとなったのは残念。とはいえ、当日はかなり吹雪いた天候でもあったので、むしろ他の方々にご迷惑をかけないで済んだのかもしれない。

和田隆志学長の思いが詰まった竣工間近の産学連携・スタートアップ関連の建物の見学等もあり、大いに参考になった。加賀五彩を意識した色合いで壁を塗るなど、将来、そこで活動する方々の気持ちを上げるような工夫があるのが楽しみ。

スタートアップ関連企業が入る予定の新しい建物。右手に見える大階段はこの階段に座って大型モニタを眺められる仕様。

翌日は京都府立医科大学にファカルティ・ディベロップメント(FD)のセミナーに呼ばれていたので、朝、オンラインのミーティングを開いたあとに金沢駅に出向いた。そもそも金沢から京都へオンラインチケットでは購入できないことがわかり、みどりの窓口に行ったところ、カウンターの待ち人数が約50名……orz 仕方なく、えきねっとで買える金沢ー敦賀を購入した。

金沢駅には英語対応職員(外国人の方)が配備されていた

そこで気付いたのは、インバウンド客が半端ない数であるのに対応して、金沢駅には外国人のスタッフや警備員が配置されていたこと。これが国際化対応ということだと実感した。

さて、敦賀駅で京都までの切符を購入しようとしたところ、満席!!! 仕方なく「立ち席」で購入した後にホームに停まっていた列車の車掌さんにお尋ねして、車内で空いていた席にご案内いただき、追加料金を払って事なきを得た。それにしても、敦賀ー京都もインバウンド客で溢れていた。

京都府立医科大学は創立が1872(明治5)年、2022年には大学創立150周年を迎えた公立医科大学。京都府を通じて日本政府に西洋医学の教員病院を設立したいと願うも、京都から東京へ遷都された余波でこの願いは政府に聞き入れられず、市民はお寺、花街、町衆からも寄附を集め、やっと設立にこぎ着けたという。

FDの前に関係の先生方と懇談。FDのテーマはオープンアクセス(OA)だったのですが、DEI推進関係についても種々の意見交換が為されました。元ラボメンバーで、現京都工芸繊維大学教授、その前に京都府立医科大学の准教授だった野村真さんにも久しぶりに会えて何より。

今回の訪問でお世話になった先生型方と記念撮影

FDではOS関係についてお話しし、2025年度以降の公的研究費による研究成果発信について「即時OA」ということを認識されていない方々多かったことは、まだまだキャペーンが足りていないということを実感。

トークの中心はオープンアクセス(OA)とセルフプロデュース

お声がけいただいた八代健太先生、お世話になりありがとうございました。

宮側町のお座敷割烹にて

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