清少納言は「春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」と記したけれど、韻だけ拝借するとすれば「春は山菜 やうやう地中よりいでし蕗の薹 少しエグみて パスタなどイタリアンにするもよし」。
山菜は蕗の薹の他にもたらの芽、こごみなどありますが、個人的に必ず春に食べたいレシピは「独活(うど)のバター炒め」。外で食べられるメニューではないので、自分で作ります。でも超簡単♫
独活は切ると変色し始めますが、水に晒すと風味が減るので、要領よくソテーパンを温めておいて、すぐに炒め始めればOK。最初からバターで炒めると焦げやすいので、オリーブオイルで炒めてから、最後にバターの風味を加えています。