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女子大生の日関連(2):山田進太郎D&I財団奨学金キックオフイベントに登壇しました

女子大生の日(8/21)翌日の本日、7月に設立されたばかりのメルカリ創業者、山田進太郎さんの財団のキックオフイベントがオンラインで開催され、パネリストの1人として登壇しました。

財団設立の目的は以下のように書かれています。

こんにちは。この度、山田進太郎D&I財団を設立しました。
当財団は、誰もがその人の持つ能力を発揮し活躍できる社会の実現に寄与するために、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進する目的で設立しました。その中でも、まずはSTEM(理系)のジェンダーギャップに注目しました。
日本はSTEM学生の女性比率がOECDの中でも最低です。現在、大学進学者でSTEM分野を選択する学生のうち、女性比率は約18%なのですが、これを2035年にOECD平均である28%を目指せるように尽力していきたいと思ってます。
そのために、まずは高校入学時点でSTEMを選択する女性に対しての奨学金事業に取り組みます。女性がSTEMを諦める理由は様々なのですが、一つづつ解決の方向へ協力できたらと思っています。
すべての人が、好きなことを目指せる社会に。

まずターゲットとして、STEM領域(いわゆる"理系”)のジェンダーギャップ解消を対象とし、女子高校生への奨学金を支援するということになりました。

本日夕方5時からのzoomのイベントには、短い周知の期間にも関わらず100名を超える方が参加されていて、ニーズの高さを感じました。

登壇したのは私を含めて3名の理系バックグラウンドを持つ女性です。

自己紹介兼ねて「中3の頃を思い出しつつ、どんなキャリアで現在に至ったか」を話す中で、初対面(ヴァーチャルですが)のスプツニ子!さんは、最初から「数学やプログラミングが大好きで絶対に理系!」という方で、高橋祥子さんは「親からは〈理系に行って大丈夫?〉と言われたものの、病気にならないようにするにはどうしたらよいかが知りたい」という気持ちで農学系へ。

大隅の場合は、なりたい職業が色々ありすぎな中高生でしたが、大学受験では「直接ヒトを治せる」ことに魅力を感じて歯学部へ、でもやっぱりユニークなことがしたくて研究者に……というキャリアでした。高校・高等専門学校受験や大学受験は人生のゴールではありません

質疑応答の時間を長めに取ってあり、受験のテクニカルな質問もありましたが、「友だちが普通科進学予定で、自分や理数科に行こうかと思っていたのだけど迷います……」、「女性だから活躍できる理系のお仕事があれば教えて下さい」というような質問に、種々答えていきました。

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ともあれ、理系進学を目指す女子中学生の皆さん、ぜひ! 好きなことを諦めないで下さいね!

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加筆(2021.9.8)

財団HPに報告記事が掲載されました(9/7)。追って動画もリンクされる予定です。


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