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「脳とこころ」についてのシンポジウム登壇

2022年の「トーク」としては、こちらが最初となった。研究費を頂いているAMED主催によるオンラインLIVEイベント。

今回、興味深かったのは、「オンラインなら、どんな風に楽しくできるか?」を追求して、1つの解となっていたことだ。いわゆる「市民公開シンポジウム」は世の中に多数あるが、これまでリアルに行ってきたときには、聴衆高齢の、とくに男性が多いという点が、主催者の思惑と合致しないことが多かったが、このイベントは「次世代を担う高校生も巻き込もう!」というポリシーのもとに、以下のようにロジが組まれた。

1)講師と話をしてみたい高校生募集
2)事前に高校生にzoomで話をする
3)その動画が編集され、サイトに公開され、当日のプレイベントとしても使われる
4)講演者7名はライブでwebinar講演、1)の高校生たちが司会役。zoomもしくはYouTube上で視聴者からの質問をチャットで受付。
5)講演者7名がQ&Aコーナーで事前・当日質問にライブで答える
6)閉会後、高校生たちとのアフタートークセッション

全体の進行のMCはフリーアナウンサーに任され、テキパキとこなして頂き、このあたりも安心感(もちろん、上手くできれば中の方でも問題なし)。Q&Aコーナーでライブ講演のときの質問をピックアップするのはAMEDの国際脳事務局の方がご担当。

追って、講演全体についても編集後、公開される予定とのことだが、まずは高校生とのやりとり部分について、自分の分はこちら。(他の講演者の分も、上記のサイトの下の方にあります!)

ところで、今回のイベントの裏方を行っていたのは、北海道大学のサイエンスコミュニケーター育成プログラムCoSTEPで学んだ中村景子さんが興したサイエンスコミュニケーションの会社でした。中村さんには以前に、東北大学サイエンス・エンジェル向けにお話をしてくださったことがありました。

特設サイトHPのビジュアルから、高校生との事前zoom面談、当日の運営まで含めて、さすが!ナイスなお仕事♬ 

スティーブ・ジョブズの有名なスタンフォード大学卒業式スピーチに「Connecting dots」という言葉がありますが、高校生とのzoomで「先生、お久しぶり♬」と声をかけられた瞬間、まさに、点と点が繋がった気がしました。ちなみに、こちらはとても良いスピーチで、英語の勉強にもなります。知らない方はぜひ、読んだり、聴いたりしてください♬


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