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第1回東北大学が拓く未来シンポジウム 「ゲノムが拓く未来型医療~一人ひとりに届くヘルスケアを目指して~」のパネルに登壇
3月7日に読売新聞東京本社と東北大学の包括連携協定が締結されました。世界最大規模の購買数を誇る読売新聞さんと、良い形で連携を図ることが期待されています。
連携プロジェクトとしての第1回目、東京カンファレンスホール+ライブ配信のハイブリッドイベントとして、シンポジウムが開催されました。
基調講演として、山本機構長による東北メディカル・メガバンク機構(ToMMO)の概要に続いて、大根田教授により「ゲノム情報の回付(かいふ)」について詳しいご説明がありました。さらに患者の立場として、全国がん患者団体連合会理事長の天野 慎介様のご講演がありました。ご自身が血液がんのサバイバーであり、新薬承認等含めて、患者さん側の利益のために種々の活動をされておられる方です。私は東北大学の広報担当副学長の立場から、パネル討論で発言させていただきました。
開会
基調講演
「一人ひとりにあわせた予防・医療をゲノムから」
東北メディカル・メガバンク機構 山本 雅之 機構長「あなたがあなたのゲノムを知って備えられること」
東北メディカル・メガバンク機構 大根田 絹子 教授「知りたいこと、知りたくないこと、その前に必要なこと」
全国がん患者団体連合会理事長 天野 慎介 氏
パネルディスカッション
閉会
これまで以上に、医療は皆で作っていくものになると思われます。ゲノム情報をどのように使うかということに関しては、まだ発症していない方も含めて、誰もが当事者であると思います。「ゲノムを知ること自体が多様性を認めることに繋がる」という天野様の言葉に首肯しました。
追って、講演内容等のオンデマンド配信がある見込みです。
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