角野隼斗リサイタルツアー2024 KEYS サントリーホールにも行ってきた
今年の角野隼斗リサイタルツアーは、1月31日の仙台で始まり、各地を廻ってもはや終盤、昨日3月2日から東京はサントリーホールで4日連続の講演です。初日の仙台に続き、東京の初日にお友だちをお誘いして行ってきました。サムネイルはアンコールのきらきら星変奏曲を弾いているときのもの。
曲目はツアー全体で同じで、アンコールの最初の「ノクターン(夜明け)」も同じですが、きらきら星変奏曲が今回は変ロ短調でした。東京は箱も大きく人が捌けるのに時間がかかるためもあるのでしょう。アンコールは仙台の方がさらに子犬のワルツが加わっていました。
同じ曲目を東京エレクトロンホール宮城で聴くのと、サントリーホールの違いが際立つ気がしました。サントリーホールはパイプオルガンもあって天井が高く、煌めく音が天上から降ってくる気持ちになりました。教会音楽を聴くような感じですね。
ちなみに、noteに上げそこねた推し活がもう1つあって、それは昨年のボストン・ポップスとの共演が、10月7日に、やはりサントリーホールでした。
何度聴いても、ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」は、映画のシーンが浮かぶ気持ちになります。車のクラクションや、街を歩く人々の喧騒、お上りさんのアメリカ人が戸惑う様子を目の当たりにするようです。それにしても、元はオーケストラでさまざまな楽器が使われているものを、5台の鍵盤楽器(どの曲も5つすべて使う訳ではありません)で表現するという試みは角野隼斗さんらしい。
宮城では無かったU25チケットで、多数のピアノっ子たちがリサイタルを経験できたのも良かった。
2回目に聴くオリジナル曲のノクターン(夜明け)は、とても気に入っています。きっと自分が小学校高学年くらいで知っていたら、悲しいこと・くやしいことがあってピアノに気持ちをぶつけるときに、最後にこちらを弾いたら穏やかになっていくような曲・・・なんてことを考えながら聴いてみました。
武道館講演も7月14日に予定されていますが、こちらは日程的に難しい。
サントリーホールはちょうど1年前のツアーを聴きに行ってました。このときは母と一緒でした。
推し活を始めたのはちょうど2年前の2022年くらいからでした。このときも、最初は東京エレクトロンホール宮城からスタート。この年の東京は有楽町の国際フォーラムで、いろいろな仕掛けが盛り込まれていましたが、今年のツアーのようなピアノ中心の方が、音に集中できるかもしれない(それでも24の変奏曲の演出へのこだわりが……)。ちなみに、このnote記事にはけっこういろいろな情報を盛り込んでありましたね。
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