私怨を越える勇気

自民党が国民民主党に対して政策ごとの部分連合を
申し出るとのこと。
世の中には反対の声もあろうが、私は賛成。

過去の似た構図を思い出す。
安芸高田市で、石丸市長の提案を(全部とは言わないが)
合理的な理由を説明せず、「ただの私怨では？」という
状況で反対した市議会。

石丸市長は「是々非々」と繰り返し言っていた。まさに
「政策ごとの部分連合」である。石丸アンチは「市長と
議会の対立の原因は市長」と決めつけるが、私怨に
しがみついて多くの市長提案に反対してきた議会の罪は
重い。政策を提案しない市長の歯痒さは、現安芸高田
市長を見れば明らかなのでは？

話を国会に戻す。
私怨を超えて、国民のための政策を実現してくれるなら
政党がどこであろうと、総理、大臣が誰であろうと関係
無いと思う。後から見れば間違った政策を通してしまう
こともあるだろうが、それは仕方の無いこと。

SNSだろうが自民党だろうが、利用出来るものはすべて
利用すればいい。それがズルいと言う人がいるかも
しれないが、ズルいことは悪いことではない。合法
である限り何をしたって構わない。批判するなら次の
選挙で投票しなければ良い。
国民民主党はおそらく資金・動員の面ではクリーンな
政党。自民党とは違って潰そうと思えば簡単に潰せる。
投票しなければ良いだけ。そこが強みでもあり弱みでも
ある。現在「ただの無職」石丸伸二氏と同じこと。

ただただ政党間で私怨による対立を続けて政策が実現
しない状態により不幸になるのは国民。政策を議論して
もらわないと、政党を評価する材料も無いし、投票率も
上がらない。

今回の衆院選で表向き石丸伸二氏は選挙活動を何も
しなかったように見える。(たったひとつの例外は
国民民主党の最後の街宣に登場したこと、ほぼそれだけ)
国民民主党の躍進と与党の過半数割れ、しかも投票率が
上がったわけではない…という事実は、石丸伸二氏が
自ら行動せずとも、国民が自分たちの力で民意を反映
する国会を取り戻すことが出来る可能性、さらにもっと
多くの人が投票すればこの波をさらに大きくすること
だって出来ることを示したんだろう。

残念ながら？喜ばしいことに？石丸伸二氏の国政進出は
しばらく無いかもしれない。