タイムスリップ
東京都知事の職って、小池氏以外にとっては火中の栗。
都議会の多数派は小池シンパなので。
たとえ石丸氏が都知事になっていたとしても、その構図は
しばらく変わらず。必要なこととはいえ、石丸都知事と
都議会の対立は必至。そうしているうちに「やっぱり石丸
氏ではダメだったのでは?」という的外れな民意が暴走を
始める。それを収めて「やっぱり石丸氏のやり方しかない
んだ」と納得させるまで…4年以内に出来る保証はない。
そのことは、安芸高田市の現状を見ても容易に推測
出来る。石丸氏にとっては相当のダメージ。
話を現状に戻す。
石丸氏は都知事という4年の「火中の栗拾い」を回避し、
一定の知名度というオイシイ部分だけを享受した!
小池氏とお付き合いする東京都民にはお気の毒ではあるが
これも民意。石丸タイムスリップである。
日本の最大政治勢力は自民党ではなく、無党派層だ。
今までは無党派層と政治活動の間が断線している状態
だっただけ。今回の都知事選の結果、石丸氏がその断線を
修復する役割を担うことになりそうだという予感が広がり
はじめている。
特に財界。企業やその経営者は、一般消費者や競合他社
より先手を打たなければ生き残れない。先を読もうと
する嗅覚と、それに従って進む行動力はピカイチだ。
その財界が石丸氏の支援に向かっているということが
何を意味しているか、分かりますよね?
この動きが加速すれば、石丸氏のパフォーマンスの
いかんとは関係なく、既成政党への裏金の流入は
止まっていくだろう。利権政治の兵糧攻めの完成だ!
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