「弔魂碑」
伊達家の御廟瑞鳳殿に、戊辰戦争での殉難者1260人を祀る「弔魂碑」があります。
この写真(『仙台叢書』第12巻)の左下の丸いものは、榎本武揚艦隊が五稜郭に向かう途中荻浜に寄港し、船足を早くするため海中に投棄した大砲です。明治18年頃、細谷十太夫らがここに据え置き、永く戊辰戦争を偲ぶものとしました。が、今はありません。
一昨年から始まった講座は、4月から25回めに入ります。戊辰戦争で会津救済と真の維新遂行のため、押し寄せる政府軍に対し奥羽諸藩は半年にわたり防戦しました。薩長史観から脱した、真の戊辰戦争の実態と郷土の復興を伝えています。
2月27日 木村 紀夫