働く女性のpotluck meeting「仲間と一緒に職場を変える」【イベントレポ】
会社の枠を超えて、働く女性同士が知恵や経験を持ち寄る「働く女性のpotluck meeting」。
今回は「仲間と一緒に職場を変える」をテーマに実施しました。
ゲストは、ネッツトヨタ仙台株式会社の小山陽子さんと渡邉朋美さん。同僚や上司の協力を得ながら働きやすい環境づくりを進めています。おふたりは、企業の未来プロジェクト「仙台女性リーダー・トレーニング・プログラム」の修了者です。
小山さんから
「仙台女性リーダー・トレーニング・プログラム」に参加して、もっと女性が働きやすい環境を整えなければ、”女性活躍”という世の中の流れから取り残されてしまうという危機感をおぼえた
1人で考えていると煮詰まってしまうので、仲間と一緒に取り組むことが大切。それぞれの強みを持ち寄って、力をあわせて職場づくりを進めている
渡邉さんから
小山さんとは、お互いの相談や打合せしたりと、頼りにされてうれしい
「職種別キャリアプランの作成」や「女性管理職比率10%の目標」を掲げ、社長から発信してもらった。社員発の取り組みとトップからの発信の両方を行うことで、少しずつ変わっているように思う
ゲストを交えたフリートークでは、職場を変えるためのアイディアやヒントを共有しました。
一緒に取り組む仲間づくり
仲間は男性でも他部署の人でも良い。周囲の人と日頃から良い関係性を築くことが重要
影響力のある人、社内調整の経験値が高い人と一緒に進めていくのがコツ
女性社員限定の研修を開催することで、社内の女性たちが交流する機会になった
社外に仲間を見つける方法もある
風通しのよい職場にしていくために
社員同士は「さん付け」で呼ぶ。ひとりの“仕事をする人間”として尊重する
研修を行い、「セクハラ・パワハラを許さない」ことを会社の方針として示す
ハラスメントを指摘する際には、「こういう発言があったのでは?」などと客観的な事実のみを伝える
外部の研修に参加して外の空気を取り入れることも必要
参加者の声
「いつどこで誰に助けられるかわからないから人脈を大切に」という小山さんの言葉が響いた
渡邉さんからの「行動することで意識は変えられる。まずは行動してみることも大切」という言葉が印象に残った。このミーティングを通して、視野を広げることができた
人を巻き込んで行動することの大切さを改めて感じた
他社も同じことで悩んでいるとわかったので、自社でも力をあわせて改善していきたい
女性たちがさらに力を発揮できる職場をつくるために、それぞれができることを考える機会になりました。あなただったら、何から始めてみますか?
エル・ソーラ仙台では今後も、「働く」をテーマに女性同士がつながり、エンパワメントできる講座やイベントを開催します。