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能登町宇出津から輪島市町野・曽々木方面の車窓(2012年9月撮影)

「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申しあげます。

<前回記事>

私は2009年4月から2013年にかけ、石川県金沢市の大学に通っていました。今回の地震で大きな被害を受けた地域も、専攻のフィールドワークや個人的な旅行で足を運んだ、思い出深い地です。
ニュースやSNSでは、無惨な「被災地」の姿が繰り返し伝えられています。
その重要性に異議を唱える余地は無い一方、土地の記憶が強く上書きされることで、変わり果てる前の姿を思い出せなくなることもまた、つらく残酷なことであると考えます。
まさに私が石川県に住んでいた頃、故郷の宮城県を襲った大災害でそのことを痛切に感じました。

今回の災害で初めて能登の地名と意識的に触れたという方に、以前の姿を知っていただき、確かに存在した(している)営みに思いを寄せていただきたいという思いから、写真を掲載いたします。
まだ発災から間もない時期です。被災前の姿を思い出すことがつらいという方も多いかと存じます。どうか、ご無理はされないでください

※今回掲載するエリアの中には、2024年1月4日11時現在、孤立状態にある地区も多数含まれます。一刻も早い孤立状態の解消と被害の全容把握、被災者の救出を願います。


能登町宇出津から輪島市曽々木・町野方面の車窓(2012年9月撮影)

宇出津駅前
上町公民館前
柳田
国光
小間生
円山
町野
下時国
曽々木口
曽々木海岸
塩田?
南志見
名舟
白米
寝豚
稲舟

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