AI活用し人の流れを分析 盛岡市中心部で
盛岡市の中心市街地活性化に取り組む第三セクター「盛岡まちづくり株式会社」は今春から、定点カメラで人やクルマの流れを調査し、分析する取り組みを始めた。JR盛岡駅周辺や中心部商店街など13ヶ所の定点カメラでデータを収集し、分析にはAIを活用する。
「人流」という言葉は新型コロナ禍初期、繁華街や観光地の人出を抑制する文脈で注目を浴びたが、今度は活性化のためにデータを活用していこうという取り組みである。従来は、道端に座った人たちがカウンターを押し続ける「通行量調査」がお馴染みだった。しかし、調査は特定の日に限られ、天候や大規模イベントの開催などにも左右されやすい。普遍的で信頼性の高いデータというには、以前から少々疑わしかった。その点、盛岡で今回採用された方式は、こうした課題を克服できると考えられるほか、データの利活用の可能性も大いに高まるだろう。
仙台でも採用できないだろうか…?
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