見出し画像

【気づき】Vol.0810(2010年10月14日発行のブログより)

肌の艶。

ある平⽇の午後、28歳の起業準備中の⼥性と丸ビル1階カフェ、
『ease』で話をした。

既に到着していた彼⼥は奥の席に座って待っていた。

急成長中の会社で最短出世で管理職になったものの、
つい最近独立のために辞めたとのこと。

たまたま9月に僕が講師を務めたセミナーの参加者だった。

セミナー終了後に真っ先に質問をしにきたのも彼女だった。

今は美容商品の販売などをやって、
人脈を拡げながら起業の準備を着々としているらしい。

スケジュールは連日ビッシリ埋めていて、
週に1日だけは独りの時間を確保しているとのこと。

聞くところによると、つい最近までそれなりの年収を稼いでいて、
港区の高級住宅地のマンションに住んでいる彼女は、
金銭的にはそれなりに充実していたのだという。

もちろん、ビジネスライクな話が中心だったが、
会って4時間が過ぎて慣れてきた頃になると、
すっかり次のアポもキャンセルしてしまったらしく、肩の力も抜けたのか、
僕にこんな言葉を浴びせてきた。

「ところで千田さん、めちゃくちゃ肌の艶がいいですね」そう言われると、
男としては嬉しいというより、
複雑な気分になるのが正直な感想だ。

男性なら誰でもこの気持ちがわかるだろう。

しかし、これは30代に⼊ってからよく言われるようになった。

周囲が老け込んでいくから、
きっと、相対的に目立つというだけの話だと思うが。

「どうしてそんなに肌の艶がいいんですか?」という質問には
答えを窮した。

真剣に自分で考えたことも、
そして理由までヒアリングされたこともなかったからである。

でも、彼女が⼀番興味を持っていた質問であることは、間違いなかった。

彼女は次のアポイントメントを、その場でキャンセルしてしまったからだ。

美容商品でも売り込まれるのかな、
とも⼀瞬頭をよぎったが、 もちろんそうではなかった。

逆にヒアリングを受けた中で僕自身も気づかされた。

理由は、

1.毎日完全ノンストレスで自然に目が覚めるまで熟睡する。
→嫉妬深い同性やネガティブな人たちとは会いません。

2.毎日納豆ご飯と最低300グラム以上の野菜を食べる。
→納豆は幼稚園の頃から大好物でした。

3.毎日2リットルの杜仲茶を飲む。
→健康のためではなく、後味が好きです。

4.とにかくよく歩く。
→皇居の周囲や青山通りをジョギングしている高齢者の方よりは、
僕の歩くスピードは断然速いです。

5.気分転換に1日5回(除︓朝・昼・寝る前)以上は洗顔する。
→洗顔だけではなく、歯磨きと手洗いも大好きです。

のうちいくつか当てはまっているのではないだろうか。

彼女に言わせると、肌の艶がいいことは、
充実した人生を歩んでいることになるらしい。

何度も羨ましがられた。

彼女の周囲にいた起業戦士たちとは、
僕はちょっと違うタイプだったのかもしれない。

僕は睡眠と栄養は十分確保しているためか、
昼間に眠くなったりすることは⼀度もないし、
人と会っている間は常に相手の話に全力投球できる。

会っている間は、目の前の人に人生のすべてを注いでいる。

コミュニケーションを取れば取るほどにますます元気になる。

コミュニケーションとは、気づきのキャッチボールだからだ。

相手から気づかせてもらっているのだ。

僕の末っ子、
『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』(きこ書房)の
128ページに、

伸びる30代は、若返る。

沈む30代は、老け込む。


と書いたことがふと頭をよぎった。

今のところ、24時間手元に置いてあって、
 寝るときも枕元に置いています。

気づきを得たところには、
自分の本にもかかわらず感動して付箋を貼ってます。

現在、付箋4つ目です。


追伸.

これから生まれて初めてのスキンケアでもやってみようかな、
と思いました。

季節的に乾燥肌にならないように。

・・・う〜ん、乾燥肌にはならないだろうなぁ。

ギャツビーやウーノで、スッキリ洗願して10分もしないうちに、
もうテカッてくるし(笑)

乾燥肌っていうやつを味わってみたいです。

...千田琢哉(2010年10月14日発行の次代創造館ブログより)

↓千田琢哉のコンテンツ↓

🔷千田琢哉レポート
文筆家・千田琢哉が書き下ろしたコトバを毎月PDFファイルでお届けします。

名称未設定 1

🔷真夜中の雑談~千田琢哉に訊いてきました~
文筆家・千田琢哉があなたから頂いたお悩みに直接答える
音声ダウンロードサービスです。毎月1日と15日発売!
“毎月1回の飲み代を、毎月2回の勉強代に”

真夜中の雑談アイコン Library使用

🔷千田琢哉公式チャンネル
「3分の囁き」千田琢哉の独り語りをYouTubeでお楽しみ下さい。