【気づき】Vol.1163(2011年9月8日発行のブログより)
鶏口牛後。
寧ろ鶏口と為るも⽜後と為る無かれ
有名な言葉だね。
意味はもちろん、
「⼀流の集団の中でケツよりは、 三流の集団の中でトップであれ!」
ってこと。
いい言葉だと思う。
⼀流企業の中でケツってのは、
本当に質が悪くてもう腐っている連中が多いのは本当だ。
だって、入社した時点で人生のピークを終えているんだから、
あとは下り坂だもの。
こうした過去の栄光さんたちの話題といえば、入社した頃の話題なんだね。
いかに就職活動を勝ち残ったか、
それこそいいおっさんになってそんな話ばかりしている。
自分の出⾝校の話題で盛り上がるおっさんも同じだ。
高校時代で人生のピークを終えているから、
下手すると模擬試験の話で盛り上がっている連中もいるくらいだ。
生ごみ以下の価値になり下がってしまっている。
イチロー選⼿が自分の出⾝校の話をやたらしたがるなんてことは、
もう絶対にない。
村上春樹さんが高校時代の模擬試験の話で盛り上がることも、
想像するのが難しい。
以上を認めた上で、あえて鶏口牛後を否定したい。
世の中には鶏口よりも牛後のほうが遥かに価値があることは多い。
将来ビッグになるために、
手段としてはたとえ口でも鶏ではやっぱりダメなんだよ。
後でも牛をゲットしておかないと。
そうした世界は確実にあるってこと。
だから、勉強ができるんだったらいい学校に入学しなきゃ。
運動ができるんだったら限界までレベルアップしなきゃ。
一流大学でかつモテモテだったら、
最初の就職は零細・ベンチャーじゃなくて大手・ブランド企業を
堂々と⽬指せ。
説得力ある人生を歩める。
人生から言い訳の時間を省ける。
恥ずかしがることは何もないよ。
それを頭ごなしに否定する連中がいたら、
1000,000,000,000,000,000%嫉妬だ。
そいつらの存在を記憶から消していい。
記憶に残す価値すらない。
この世に生まれてきたからには、最初から鶏なんか目指すな。
牛を目指せよ。
オンリーワンなんか目指すな。
ナンバーワンを目指せよ。
おっさんになったら、
否が応でも鶏やオンリーワンを目指さなきゃいけない、
そんな可能性は高まるんだから。
追伸.
進路で迷いながらいつも熱心にメールを送ってくれる、
10代のキミに向けて書きました。
僕の本で人生の予習をしてくれていてありがとう。
天下の私立K高校なら仮に医学部でも最初に目指す大学は唯⼀つのはず。
そういえば、来週は精神科医・和田秀樹先生と表参道で⿍談だな。
...千田琢哉(2011年9月8日発行の次代創造館ブログより)
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