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【気づき】Vol.1181(2011年9月26日発行のブログより)

2番手は美味しい。

飲食業界というのは、業界順位があまり関係ないなって感じることが多い。

たとえば、スタバ以外のカフェ2番手は人材面とセンスでは、
多少劣ることはあるかもしれない。

しかし、ランチセットは美味しいし田舎の喫茶店の雰囲気がいい。

いつもできたて熱々のものを提供してくれる。

“かくあるべし”

といったような堅苦しさや押しつけがましさがないのもいい。

妙に気取っているカフェチェーン店は逆に冷めることもある。

⽜丼のチェーン店でいうと、松屋は僕の中ではダントツNo.1。

松屋の定⾷は本当に満⾜度が高い。

松屋にしない理由がわからないくらい、松屋はおススメだ。

別に松屋の回し者ではないが。

ハンバーガーはどうだろう。

ロッテリアのてりやきバーガーなんて抜群に美味しいし、
モスバーガーは抜群の美味しさだ。

変にこだわりの個⼈店なんかで恩着せがましくされるよりは、
どっぷりくつろげる。

こだわりの個⼈店というのは、チヤホヤされている割には、
店主が思っているほどに美味しくはないんだよね。

値段は高いんだけど(笑)

本当にチヤホヤされているだけの店って多い。

中途半端なカウンター寿司屋へ行って偉そうにされるよりは、
100円寿司で家族でワイワイやったほうがいい。

大阪にいた時、
くら寿司って本当に100円寿司とは思えないほど満⾜度が高かった。

中途半端な板前に限って、偉そうにしているんだけど、
そんなのサラリーマンだって何かの仕事でプロやってんだから、
偉そうにする理由はどこにもないんだね。

⼆流の板前寿司ほどカネをどぶに捨てたと感じるものはない。

ともかく、業界2番手グループっていうのは消費者からしたらお買い得だ。

⼀般に腰が低いし、
上に追いつき追い越せという空気が向上心を感じさせる。

向上心からの腰の低さや接客ってのも、
味に含まれることは知っておくべきだね。

追伸.

供給側の都合と、需要側の都合は、必ずしも⼀致しない。

このグレーゾーンの見極めが運命の分かれ道なんだね。

追伸の追伸.

そういえばamazonはここ数年ポイントがつかない商品が急増したね。

まったくポイントたまらなくなった。

おまけにプライム会員のメリットもなくなってきた。

プライム会員でなければ商品到着が遅すぎるようになった。

首位の座に胡坐をかいて、
囚人型サービスに劣化していかなければいいのだが・・・

...千田琢哉(2011年9月26日発行の次代創造館ブログより)

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