【気づき】Vol.0950(2011年2月12日発行のブログより)
ペニンシュラ。
ある木曜日の午後、ペニンシュラでアフタヌーンティーを楽しんだ。
書斎のエントランスを出て横断歩道を渡ると、
すぐに携帯を忘れたことに気づいた。
部屋に戻ろうと引き返すと、レバレッジシリーズで有名な本田直之さんと、エレベータで⼀緒になった。
付き人らしきスーツ姿の人と⼀緒だった。
人生は「もしも」の連続だという。
もしこのとき携帯なんてまあいいや、
と戻らなければ本田さんとエレベータが⼀緒になることもなかった。
もう少し早く気づいても遅く気づいてもそれは同じだ。
偶然という言葉では⽚づけられない、
人間が説明できないだけの必然だとしか思えない。
また必然的にいつか会うだろう。
ハワイアンというひと言がよく似合う人だ。
またこの日は、
『学校で教わらなかった[20代の辞書]』(ぱる出版)の3刷が決定したと担当編集者から吉報メールが届いており、いいことづくしだった。
気をよくして有楽町のペニンシュラ東京に到着。
⾹港で⼆度ペニンシュラでモーニングビュッフェと、
アフタヌーンティーを楽しんだことがあった。
地下1階にペニンシュラグッズの販売店があるのは、
日本も香港も同じだった。
スコーンにつけるストロベリーは世界⼀美味しいのではないかと思う。
さっそくスタッフに尋ねたものの、販売はされていないようだ。
代わりにこれもまた美味だった、
クロテッドクリームとホテルブレッドを地下ショップで買って帰った。
清潔感あふれるドアマンの白の制服も世界共通でカッコいい。
ペニンシュラはやっぱりペニンシュラっぽい。
まず営業力が強い。
何としてもリピートになってもらおう、何か買ってもらおう、
追加してもらおうというエネルギーが伝わってくる。
肉食系が細部で垣間見られる。
そして、とっても多くのスタッフが顧客をよく観ていて、
見落としがないように何重もチェックしているのがよくわかる。
現場スタッフのみならず、それをフォローするサブマネージャー、
更にそれをフォローするマネージャーが距離を置いて観ている。
あまりにも観ているからだろうか、御手洗いに席を立つと、
マッハでスタッフがチェックの用意をして飛んできた。
お詫びの印だろうか、お手洗いから戻ると、
美しいミネラルウォーターが注がれたグラスが置かれていた。
もっと早く持ってきてくれてもよかったんだけどね。
素人目線かもしれないが、
素人目線こそがサバイバルするためには命なのだ。
忘れかけて部屋に戻った携帯で撮影した、
ペニンシュラ東京のアフタヌーンティーセット。
バックに写っている縦に無数の棒が並べてある仕切りは、
ソファーに座っている人と目が合わないように、
微妙に角度が工夫されてつけてあるのだ。
その他、正面エントランスにドンと構えるオブジェ、
照明も⼀度は見る価値あり!
ピアノとチェロの生演奏が天井から聴こえてくる不思議・・・
追伸.
スコーンのストロベリージャムは、天下一品でした。
おススメです。
...千田琢哉(2011年2月12日発行の次代創造館ブログより)
↓千田琢哉のコンテンツ↓
🔷千田琢哉レポート
文筆家・千田琢哉が書き下ろしたコトバを毎月PDFファイルでお届けします。
🔷真夜中の雑談~千田琢哉に訊いてきました~
文筆家・千田琢哉があなたから頂いたお悩みに直接答える
音声ダウンロードサービスです。毎月1日と15日発売!
“毎月1回の飲み代を、毎月2回の勉強代に”
🔷千田琢哉公式チャンネル
「3分の囁き」千田琢哉の独り語りをYouTubeでお楽しみ下さい。