【気づき】Vol.0945(2011年2月8日発行のブログより)
モデル実紅さん。
昨⽇のメルマガでもさらりと触れておいたけれど、
常盤薬品⼯業(株),
なめらか本舗「⾖乳イソフラボン」シリーズ等のCMで知られる、
モデル実紅(みく)さんのブログに
『20代で伸びる⼈、沈む⼈』(きこ書房)が取り上げられていた。
それも10年前に僕が読んで気に入っていた
『⽣き方のモデルになろう』(中⾕彰宏著/総合法令出版)
と並べて紹介されているのが⼆重で嬉しい。
当時モデルの世界にはまったくの無関心だった僕だけれども、
SHIHOさんという人にはこの本との出逢いを境に、
ちょっと意識するようになった。
テレビや雑誌なんかで見かけると、
「おっ」
と思って目の前の仕事を止めて話を聴くようになった。
モデルって内面が大切だな、ってちゃんと伝わってきた。
特に30代以降で活躍する人は間違いなく知性が求められる。
そして知性は外面にも放出されていく。
知性とは何か。
いかなることがあっても愚痴を言わないことが知性だ。
愚痴ではなく美しい表現で周囲をイキイキさせていくこと。
それが知性だ。
遺伝子の効用が薄れてきた頃、
まさに30代以降の美人が本当の美人なのだ。
さて、実紅(みく)さんの話である。
きっかけは「千田琢哉」でブログ検索していた際に、
偶然ヒットしたことだった。
最初はジツベニさんて変わったペンネームだな、と思って読んでいた。
「先日モデルのジツベニさんのブログに取り上げられていて・・・」
と編集者に言わなくてよかった。
18年ほど前だろうか、
⼥優の観月ありさの名前を、こともあろうに電⾞の中で、
カンヅキありさってさ〜と堂々と大きな声で言ってしまい、
思い切り顰蹙を買った記憶が蘇った。
実紅(みく)さんのブログをざっと1年分読んだら、
これがとっても面白い。
観た映画や景色、本が結構僕とかぶるものが多くて、
あっという間に読んでしまった。
CMに出るようになって、雑誌にはバンバン出て、
ファンもたくさんいるように見えても、
まだオーディションの連続だという。
すばらしいな。
世界的名優のロバート・デ・ニーロのエピソードを思い出した。
世界的スーパースターになってからも、
彼は自分が出演したいと思った映画のオーディションを、
⻑蛇の列に並んで受けていたという。
そして、⾯接官たちを驚愕させた。
これから実紅(みく)さんは、さらに輝いていくだろう。
追伸.
人生はオーディションの連続だ。
毎日がオーディションの人生は、かっこいい。
...千田琢哉(2011年2月8日発行の次代創造館ブログより)
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