【気づき】Vol.1160(2011年9月5日発行のブログより)
枡野俊明さん。
廣済堂の編集者にプレゼントしてもらった本の中で、
『禅-シンプル発想術』という本がよかった。
枡野さんはニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100⼈」にも選ばれた住職でありながら、庭園デザイナーでもあり大学教授でもある。
本を読んで驚いたのは、もはやビジネス書そのものであるということだ。
路は違えども、今目の前のことにとことん打ち込んでいたら、
行き着くところは同じなんだな、とつくづく感じる。
経営者コース、学者コース、サラリーマンコース、専業主婦コース、
作家コース、スポーツ選⼿コース、芸術家コース・・・
とコースが違うだけで、
同じ頂を目指していることに後から気づかされるのではないか。
そういえば僕が出逢ってきた社長たちも、
同じことを表現を変えながら教えてくれていたように思う。
経営コンサルタントで有名な小宮⼀慶さんも、
住職の師匠がいらっしゃるらしい。
本書はビジネスパーソンたちがぶつかるであろう壁について、
見事にシンプルに光を当ててくれている。
最後に本書で驚いたのは、
Q:いつも中途半端で終わる。
という問いに対いて、
A:逃げ癖をつけると、一生逃げ続ける。
と書いてあったことだ。
本当に深くていい言葉だね。
追伸.
そういえばコンサル時代、よく社長さんから言われたことがある。
「キミと話していると、禅問答しているようだ」って。
これって今考えてみれば最高の褒め言葉だったんだね。
...千田琢哉(2011年9月5日発行の次代創造館ブログより)
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