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【気づき】Vol.0900(2010年12月31日発行のブログより)
LINDBERGとTHE BLUE HEARTS。
2010年もとうとう最後の日になった。
いいブログを綴りたいな、そう思う。
いいブログというのは、
自分がいいと感じるものを紹介するブログだと僕は思う。
10代の頃よく聴いて育ったバンドの1つに、リンドバーグがあった。
ボーカルの渡瀬マキさんの声は透き通るような綺麗な声で、
とっても健康そうで好きだった。
何というか、世の中にはこんな気持ちよさそうに歌って、
しかもお金をもらえる仕事をしている人もいるのか、と憧れていたのだ。
いつも満員電⾞で通学していた僕は、
電車で⼀緒になるくたびれたサラリーマンの大人たちを見ながら、
ちょっと不公平な気もした。
でも、どうせなら渡瀬マキさんのように、
細胞の1つひとつが活性化していて、
毎日がクリスマスイブのような人生がいいと強く願った。
そんなリンドバーグの中でも、僕が突出してのめり込んだ曲がある。
VOICE OF ANGEL
(※⾳声が出るので注意!!)
だ。
幼稚園から⾼校までずっと⼀緒だった親友と毎週土曜日の午後には、
レンタルCD店に⼊り浸った。
それがまた楽しかった。
「リンドバーグの幻の名曲はこの曲以外にはない」ということで
見事に意見が⼀致した。
ブルーハーツのファンでもあった僕は、
⼀番好きだった曲はトレイン-トレインでもリンダリンダでもなかった。
⻘空と
君のためそして、
が魂を揺さぶった。
最後の「ラインを越えて」の⼀節、
満員電⾞の中、くたびれた顔をして、
夕刊フジを読みながら、老いぼれていくのはごめんだ
が当時の僕を確実に変えた。
これが、〜タブーへの挑戦で、次代を創る〜の原点だ。
僕の徹底癖はこの頃からはじまったのかもしれない。
リンドバーグにせよ、ブルーハーツにせよ、
ピンと来たものは同じ曲を1000回以上繰り返し聴いた。
飽きるまで聴いた。
飽きたかった。
でも、飽きることができなかった。
飽きることができないくらいに、
いい曲を創ったリンドバーグやブルーハーツに嫉妬した。
VOICE OF ANGELを聴くとどんなにイヤなことがあって
イライラしていても、すっかり落ち着くことができる。
⾳楽というのはスゴイ。
否、僕たち一人ひとりの仕事は、音楽に負けてはいけない。
仕事を通してお客様のビフォーよりもアフターを幸せにしなくては。
2011年はそういった年にしたい。
追伸.
あなただけの幻の名曲も教えてください。
...千田琢哉(2010年12月31日発行の次代創造館ブログより)
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