ポケポケ　幻のいる島　　採用しづらいランキング 10位〜6位　前編

どうも、れのざせんちょです。
今日は、Pokémon Trading Card Game Pocket
(通称ポケポケ)において採用しづらいカードを語っていく。選出基準は
・単純なカードとしての強さ
・進化先などの未来性
・同名カードとの比較
・上位互換の存在
・その他独断と偏見
とし、
最強の遺伝子→旧弾
幻のいる島→新弾
で、表記を統一させてもらう。では語ろう。

10位　ウルガモス
炎デッキの貴重なベンチへの打点であり、相手ポケモンへ80ダメを押し付けられるが、技を打つごとに炎エネ2個トラッシュが足を引っ張っている。「ファイヤーex」等でお膳立ては可能だが、最低5個はつかないと3回連続で技を打つ事が出来ない。HPは120あるが、逃げエネが2と少々重くピンチの際は「リーフ」や「スピーダー」が無いと引っ込めづらいのが難点。ベンチのHPが低い種ポケを狙撃したり、倒したポケモンを「ポケモンのふえ」で蘇らせて再度狙撃したりと独自の戦法こそあるが、準備が整うまで運が絡み始動が遅いためこの順位となった。

9位　ウッウ
相手に60ダメ与えて、コイントスで表なら相手の技でのダメージを受けない事が売りのポケモンだが、技を放つために3エネ必要なのは少々重い。水タイプは「カスミ」があるのでエネ加速は出来るが、ウッウをメインで使わない限りこのポケモンにカスミを使う必要は無いだろう。HPは80と種ポケモンにしては多めで、逃げエネが1なので優秀ではあるが、「ダグトリオ」と比較すると、あちらは1進化ではあるが1エネ40ダメ同効果とスタートに明確な違いがある。またサブで使うにしても種ポケモンであるが故に初手のサーチを邪魔してしまうデメリットにもなりうる。「カスミ」も引けず、動き出すまでに3ターンかかる事を考えると壁役になりそうではある。弱くはないものの、せめて打点を40にして2エネでスタートすればかなり優秀だったと思う。

8位　新弾マタドガス
このカードも弱くはないのだが、旧弾の使い勝手が良すぎて採用されにくい。HP110と逃げエネ3なのは同じで、技が悪2エネ50ダメ＋技を受けた相手の次ターン攻撃する時にコイントスを強制し、裏なら失敗にする効果を押し付けられるのだ。
しかし旧弾は特性で毒付与、悪1エネ30ダメなのでかなり動きやすく、ベトベトンやペンドラーの毒デッキにも採用しやすい。またキョウで回収する際も、ベンチにドガースがいれば回収後進化→エネ貼って30ダメという動きが出来る。現状悪デッキがエネ加速出来ない以上、悪1エネで動けかつエネがなくても最低限毒をまけるコスパのよい旧弾に負けてしまっているのが現状である。

7位　カジリガメ
HP130 水エネ3で70＋コイントス表なら相手のエネをトラッシュ出来るが、水エネを3つ要求する割に70ダメでコイントスありきなのがどうしてもコスパが悪すぎる。トラッシュ系はコイントスが絡むなら、クチートのように1エネで序盤から使っていかないと意味がない。そもそも1進化を必要とするならHPが同じで2エネ90ダメ出せるスターミーexで良い。旧弾ギャラドスのようにコイントス無しで相手のエネをトラッシュ出来るならまだ強かったのだが…。そもそも進化前のカムカメが2エネなのだが、水エネ1無色エネ1なのに対して、進化すると水エネのみになるのがどう考えてもおかしい。逃げエネも種ポケのくせに2必要で重すぎるので、これならコイキングと旧弾ギャラドスを採用すべきだろう。

6位　新弾エンニュート
存在が謎である。HP80　炎1エネ30ダメ＋毒　逃げエネ1 と比較的使いやすい部類ではあるが、このカードは他とのシナジーが悪い。
進化前の新弾ヤトウモリが　HP60 無色1エネ10＋相手が毒なら40ダメ追加　逃げエネ1 
と無色エネで悪エネの毒デッキに組み込みやすいのに対して、新弾エンニュートは炎エネが無いと動けないので採用しづらい。
そもそもベトベターやホイーガのように、"進化前で毒を与えて次ターンベトベトンやペンドラーに進化して毒状態による追加ダメージを狙う"のがセオリーなのに、進化前にダメージ＋効果があるのが謎だ。せめてヤトウモリとエンニュートとで効果が逆であれば採用率は大幅に上がっただろう。一応毒にはできるのでこの順位となった。

いかがだっただろうか、個人的には10位〜8位ぐらいまではなんとか採用理由が見いだせそうではあるが、7位からは採用しづらい理由が明確になりつつある。特にエンニュートは毒付与というアドバンテージがあるにもかかわらず、カツラによるバフを付与出来ない事もあり、この順位となってしまった。今回は弱いではなく採用しづらいなので、「弱くはないけど採用理由が薄い」の要素が強い事を忘れないでいただきたい。

では次の5位〜1位でまた会おう。