ポケポケ あまり見かけないexランキング(10位〜4位)前編

どうもれのざせんちょです。
今回はPokémon Trading Card Game Pocket
(通称ポケポケ)におけるあまり見かけないexランキングを32種から選んでいく。選定基準は、
・純粋なカードパワー
・使われない理由の追求
・その他独断と偏見

で決めていく。
どちらかと言うと、「最近見かけないよね」に重きをおいたランキングになっている事を予めご了承いただきたい。

では早速語ろう。

第10位 クレセリアex
なんと今現在(2025年2月7日)開催中のドロップイベント報酬がランクインしてしまった。
エネ3で80ダメ+特性で超エネがつくたび20回復という耐久寄りの性能だが、超タイプのポケモンという事で環境上位のダークライexと非常に相性が悪い。一応エネをつければダークライexの特性によるダメージを回復出来るが、そこにマニューラexが来てしまうと受けきれなくなってしまう。今はまだイベント中で話題になってこそいる為そこそこ見かけるものの、いずれ見かけなくなってしまうだろう…

第9位 プクリンex
無色3エネ80ダメと威力は低いが確定ねむりが強く、運次第だがHPが減った相手を逃さずキャッチする事が出来る。無色エネなのでどのデッキにも入りやすく、ディアルガexやマナフィ等でエネ加速も可能なのだが、対立候補としてピジョットexの存在がある。あちらは同じく無色3エネで80+ベンチの数×20ダメとダメージ期待値は高く、HPも140に対してあちらは170あるため1発を受けられる範囲が広い。それでもプクリンexは1進化で他のカードを入れやすいという利点があるが、現環境上位の闘アグロに対して弱点なのが響いたせいか、ピジョットexと比べ見かけなくなってしまったと思われる。

第8位 プテラex
ひみつのコハクからの進化で2エネ80ダメ+特性でバトル場にいるポケモンの進化を出来なくする効果が強い。またコハク進化なので他のたねポケモンをサーチしやすくする事が可能。よってルカリオを中心とした闘アグロに入る…かと思いきや、純粋な火力強化という事でオコリザルやエビワラー等の序盤に1エネで動けるカードが中心になってしまった。またそれらのカードが倒されやすい事を利用してマーシャドーで強烈なカウンターをくらわせる事も。そんな中、exキャラでHP140は倒されにくくまた倒されたら不利になってしまう為、デッキコンセプトとは合わず見かけなくなってしまったと思われる。

第7位 フシギバナex
HPが脅威の190あり、エネ3で60ダメとエネ4で100ダメ+HP30回復と、耐久性能を持っている。
ジャローダでエネを節約したり、耐久力を活かしてエリカや傷薬バタフリー、新カードの大きなマントやシェイミなどと使っていきたいが、2進化かつこれらを搭載するとデッキ枚数が20枚では足りないのである。かつバタフリーもジャローダもフシギバナも2進化なので事故率が上がってしまう。しかも悲しい事にどれだけ頑張ったとしてもリザードンexでワンパンされてしまうのだ。よってデッキ枠を圧迫し、場を整えてもリザードンexという超えられない壁がある結果、見かけなくなってしまったと思われる。

第6位 ウインディex
3エネで120、自傷20ダメというわかりやすい性能で、1進化かつ3エネでリザードンexよりも早く動ける為かなり活躍していたが、今では殆ど見かけない。というのも、アカギの登場により逃げてもダメージをくらっているとバトル場に引き摺り出されてしまう。更にexポケモンで倒されると2ポイント取られる事を考えると、たとえ自傷の20ダメでも致命傷なのだ。また新カード含めてHP140のカードが増えた為、自傷デメリットがあるのにワンパン出来ないのは辛い。かつパソコン通信やヒカリ等の便利なカードが出てきて、2進化でも事故要素が少なくなり、誰でもワンパン出来るリザードンexが再び注目された結果、対戦環境では見かけなくなってしまった。

第5位 カメックスex
2エネ40ダメ、3エネ100ダメ+水エネが追加2個ついてれば+60ダメとカスミやマナフィでエネ加速出来るし火力は申し分ない。…が、他の水exを見て欲しい。パルキア、フリーザーは未進化。ギャラドス、スターミーは1進化の中でカメックスは"唯一の2進化"であり、仮にエネ加速をしたとしても2進化デッキ特有の欲しいカードが引けない事故に悩まされる。他の水exなら枠に余裕があり他のポケモンを入れやすい事も考えると、自然とカメックスの出番は無くなる。2エネで動くならフリーザーでいいし、火力ならパルキアやギャラドスでいい。まぁ昔からあまり見かけない気もするが、他の水exが強すぎる為、見かけなくなってしまったと思われる。

第4位 ガラガラex
2エネ コイントス2回で表の数×80ダメという最強の遺伝子環境ではかなり使われていた印象がある。1表で80、2表なら160ダメとほぼ全てのポケモンをワンパン出来るのは魅力的だったが、所詮はコイントスなのでやはりリスクが高い。また、コイントスに頼らなくても、ルカリオの登場で、闘タイプは序盤から高火力で殴って行く事ができ、大きなマントが登場した事でHP150〜160ラインがワンパン出来なくなった事や、HP170ラインのexが出始めてから、リスクを背負ってもワンパン出来なくなり、弱点である草タイプがジャローダやセレビィexと明確な強化を貰った事で徐々に姿を消していったと思われる。

いかがでしたでしょうか、個人的にはウインディexはピカチュウexをワンパン出来るという事で、炎デッキによく採用されており、ファイヤーexの真の相棒とまで言われていた。対戦環境の変化が著しいゲームとはいえ、ここまで使われなくなるとなかなか寂しいものがある。

では、次回はベスト3でお会いしましょう。


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