ポケポケ 時空の激闘 最弱ランキング(10位〜4位) 前編
どうもれのざせんちょです。今回は、
Pokémon Trading Card Game Pocket
(通称ポケポケ)における、新弾カードパック時空の激闘最弱ランキングを語っていく。選定基準は、
・純粋なカードパワー
・使われない理由
・他カードとのシナジー
・同名カードの場合、前弾との比較。
・その他独断と偏見
で決めていく。
何を弱く感じて、何を強く感じるかは人次第にはなるので独断と偏見による判断が多い事にご注意いただきたい、では語ろう。
第10位 マスキッパ
HP90、3エネで40ダメ+コイントス表で50ダメ追加、というダメ保証+運が良ければダメージ増加の効果なのだが、わざわざ3エネ貼って40ダメ(90ダメ)は流石にショボ過ぎる。ジャローダと合わせても、必要エネが奇数の場合切り捨てになってしまうので、特性の効果を得ても技を打つのに最低2エネ必要になる。ただ、第9位のポケモンと比べると種ポケモンかつ逃げ1という長所があるので、10位となった。
第9位 ミノマダム(草)
HP120、3エネ60ダメ+コイントス表で30ダメ追加。基礎ダメージはこちらが上とはいえ、コイントス表ならなんとマスキッパと同じ最大ダメージである。しかもこちらは1進化で逃げエネが2であり、その分HPは多いが気休め程度にしかならない。そもそも草ポケモンには1進化1エネ40+コイントス表で40ダメ追加のナッシーexがいるのでわざわざマスキッパといいミノマダム(草)を使う理由がない。2つを比べて、やはり1進化逃げ2エネな点を考慮してミノマダム(草)が9位となった。
第8位 レアコイル
HP80 2エネ50ダメ。ジバコイルが登場したため新弾の中間進化として登場したが、これはもう弱いというより、最強の遺伝子レアコイルの方が強過ぎて勝負にならない。特性による雷エネを生み出しや、進化先のジバコイルのエネトラッシュ問題の解決、貯めたエネをヒカリで付け替えなど、とりあえず最強の遺伝子レアコイルはベンチにいるだけで役割を持てるのだ。しかも逃げ2も苦にならず、逃げるだけでデンジでの回収用のトラッシュ雷エネを容易に貯められる。残念な事に時空の激闘レアコイルの居場所は初めから無い。
第7位 ミノマダム(闘)
HP120 3エネ70ダメ。
なんていうか、タケシによるエネ加速可能なイワークでよい、それに尽きる。一応差別化点としてイワークと比べて逃げエネは2で済むしHPも10多いが、この程度の性能差でわざわざデッキ枠を埋めてまで1進化で使う必要は無いだろう。
第6位 トリトドン
HP120 3エネ60ダメ+ベンチ1体に20ダメ。1進化必要な上にわざわざ3エネ貼って60は弱すぎる。しかもダメ押しかのようにまさかの逃げエネ3。アカギが登場した事でベンチにダメージを与えられるのは良いが、それ目当てで3エネ貼るぐらいなら2エネ50ダメでベンチ狙撃できる幻のいる島ネオラントや、フリーザーexの吹雪で80+全体10ダメの方が良い。
第5位 ダイノーズ
HP130 4エネ30ダメ+コイントス3回で表の数×50を追加(最高180)。鋼タイプの4エネなのでディアルガex等でエネ貼りサポートしながら、いざ場に出して技を放つと、平均4エネで約100ダメ…下振れたら4エネ30ダメである。逃げエネ4なので、バトル場にだしたら基本的には玉砕覚悟で居座る事になり倒されたら4エネが無駄になる。ちなみに、ヒードランは3エネ110ダメ+自傷20、レジスチルは3エネ90ダメ、メルメタルは4エネ120ダメ、と考えると、せっかく4エネ貼ったのに30ダメや80ダメで終わる可能性考えると、1進化で育成した苦労に対して結果が見合わない。そもそもこういった上振れを狙う戦法ならミノマダム(鋼)の方が適任で、こちらは2エネ50ダメ+裏が出るまでコイントス表の数×30ダメと最低限50ダメ与えつつ、無限の可能性を秘めている。よってダイノーズの活躍の場は無いに等しい。
第4位 グライオン
HP100 1エネ20ダメ+コイントス2回で表の数×20ダメ追加。1エネ平均40ダメと考えると、同じ1進化としてなら1エネ50ダメの幻のいる島オコリザルでいいし、なんなら種ポケモンで1エネ30ダメのエビワラーで良い。基本ルカリオで強化しつつエネが手張りになる闘アグロにおいてグライオンの逃げエネ2は致命的であり、コイントスでダメージが安定せず、相手を取り逃してしまう。ましてや下振れた時は進化前のグライガーの20ダメと変わらない為、何故この能力にしたのかが全く理解出来ない。素直に1エネ40ダメじゃ駄目だったのだろうか…。
いかがでしたでしょうか。時空の激闘の弱いカードの特徴として、ベンチにダメージを与えられる分技そのもののパワーが落ちていたり、ネタが尽きてしまったのか変にコイントスに頼るカードが多い印象である。確かにコイントスは上手くいけば戦況をひっくり返す事のできる救済措置ではあるが、カードそのもののパワーが無いのにコイントスを導入したところで安定性の欠けたデッキになるだけで、勝率が上がる訳では無い。
それでは次回、ベスト3でまた会おう。