【ZOOM対談】セナポンメンバーで「私の勝負曲」について語り合ってみた

執筆練習企画「セナポンメンバーで対談を行ってみた」。
今回、僕ことヌマジリ（学名：オシリ・オシリ・オシリ）が担当するテーマはこちら。

ズバリ、「あなたの勝負曲とは？」です。

いつの時代の世も、音楽は人の生活に寄り添い、時に癒しを、時に高揚をもたらしてくれました。あなたが勝負をかけるその瞬間、一緒にいて欲しい音楽は何？
貴重な休日の夜を割いて、セナポンメンバーで語り合ってみました。

【メンバー紹介】

左上：コイケ（子供を叱りたてでイライラ）
中上：フジタ（優雅に実家で飲酒）
右上：オハナ（絶えず美顔活動中）
左下：ヌマ（部屋の電気が切れそう）
右下：ジョーカ（画面が横にならな～いと言っていた）

■ヌマ「僕、スピッツ好きなんですよ」

ヌマ：勝負曲……ですよね。自分のテンションを上げる曲、元気が出る曲という意味で、スピッツの『みそか』という曲が僕の勝負曲ですね。
ジョーカ：初めて聞いた。
オハナ：どういう意味の勝負曲ですかそれって。
ヌマ：気合を入れる時とか、物事を何かやりだす時とか、例えば、ランニングする時に流す一曲目で聞きたい曲です。
ヌマ：割とゴリゴリロックな感じで、周りに囚われず自分の道を行こうぜ……みたいな曲なんですけど。
オハナ：スピッツっぽくないですねなんか。
ヌマ：うん、でもこういう曲もあります。ぜひ聞いてみてください。
ジョーカ：歌ってください。
ヌマ：アパート（木造・築20数年）なので無理です。
オハナ：じゃあ今度歌って例のツイッターにのせてください。
ヌマ：（苦笑）

トップバッターは僕です。スピッツの『みそか』です。僕スピッツ好きなんですよ。
数あるスピッツ曲の中でもド直球なロック曲です。アルバム『スーベニア』のラスト曲。興味のある方は是非聞いてみてください。
ちなみにキーが高すぎて僕では逆立ちしても歌えません。う……恨むぞ……オ……オレの歌唱力の無さを……！

■華麗なるフルート奏者・ジョーカ

ジョーカ：とりあえず2つ考えてきたんですけど、毎朝聞く曲があって、通勤中の車の中で「jizue」っていうアーティストを聴くんです。それは歌がない曲なんでちょっと盛り上がりには欠けるんですけど。
ジョーカ：朝出勤する時って、テンションが高いやる気がある日もあれば、ちょっと気分が沈んでる日もあるじゃないですか。
コイケ：うんうん（よく分かる）
ヌマ：（それな）
ジョーカ：そういう時に歌詞が良い意味で邪魔をしてこないので。インストの曲を自分なりに解釈しながら、やる気を出して仕事に向かってます。
ジョーカ：あともう一個は、私のフルート全盛期に通ってたフルート教室の一番最後の集大成でやった……フジタさんそれなんですか？

無言でジョーカの話を邪魔するフジタの図

ジョーカ：……そう、一番最後の集大成でやった、フルート協奏曲だったか、そういう曲があるんですけど。それを何か節目があるごとの勝負曲にしてて。で、この曲が、私が入社面接で披露したという噂の曲なんです。……まあ落ちたんですけど、勝負曲。
一同：（笑）
ジョーカ：まあでも、あれはずっと思い出にある曲なので、そんなに沢山聞くわけじゃないですけど、勝負曲かもしれないですね。
オハナ：聴くっていう感じなんだ？　吹くっていう感じ？
ジョーカ：あ、そうですね。聴かないです。吹くかな。
オハナ：いいですね。フルートの勝負曲って。なんかおしゃれで。
ジョーカ：はい。まあ、落ちましたけど（笑）

ジョーカさんが紹介してくれたのは「jizue」というアーティスト。インストゥルメンタル・バンドというヤツですね。
僕は普段インスト曲を聴く習慣はないのですが、こうして人がオススメしているのを聞くと少し興味が出てきます。
もう1つ出てきたのはフルート協奏曲。聴くではなく吹くという観点での選出です。楽器ができる人ってカッコいいよね。僕も子供の頃から何かやっておけば今頃は……。

■急に歌い出すラッパーオハナ

オハナ：勝負曲っていっても色々あるなと思って。私はカラオケで絶対歌う曲って思いました。その時々で色々変わるんですけど、aikoの『シアワセ』とか、あとポルノグラフィティの『ミュージックアワー』は盛り上げようと思って一番最初に歌います。
オハナ：私ポルノグラフィティのモノマネできるんですよ。
ジョーカ：やってください。
オハナ：カラオケ行った時に全力でやります！
ジョーカ：じゃあ今度行きましょ。
オハナ：あ、でも……。似てるかは分かんないです（保険をかけるオハナ）。
ジョーカ：（笑）
オハナ：ポルノは、一番声が合うというか。私そんな声高くないから、女性の曲結構キツくて、ポルノは男性でも高い部類なので、それが結構しっくりくるんです。
オハナ：で、今度は聴くっていう部分で。気合を入れる時に聴くのは、ちょっとミーハーなんですけどQUEENの『WE ARE THE CHAMPIONS』かな。これ歌詞が凄く良いから。『ボヘミアン・ラプソディ』観た人は分かると思うんですけど。
フジタ：（分かる）
コイケ：（それな）
ジョーカ：（アグリー）
ヌマ：（観てない）
オハナ：あと怒ってる時とかイライラしてる時は、Eminemの『Lose Yourself』聞いてます。ジム行ってる時はずっとEminem聴きながら、こうやってました（何かを上げ下げする動作）。
オハナ：分かりますかEminem。絶対聴いたら分かると思うんですけど、デデデデデデデデデデデっていう（謎メロディを歌うオハナ）。
一同：？？？
オハナ：き、聴けば分かると思うんですけど！　そう、ちょっとラップも好きなんですよ。日本語ラップめっちゃハマってた時もあったし。だからこう（怒りが）グアーってなってる時は、それ聴きますね、はい！

オハナさんからは素敵なカミングアウトが飛び出しました。ポルノグラフィティの物真似が大得意だそうです。是非今度やってもらって、TwitterでもYouTubeでもどこでもいいのでアップしてもらいましょう。
あとは「ボヘミアン・ラプソディ」ではまったというQUEENの曲。僕はボヘラプは見ていないのですが、ドラマでも映画でもアニメでもゲームでも、好きな作品は主題歌・劇中歌ももれなく好きになりますよね。音楽の良さも作品の良さの1つです。

■フジタ、意外と場の空気を読む男。

フジタ：勝負曲、確かに難しいなと思ったんですけど、いくつかの場面に分けて選びました。まず中学時代は、ポルノフラフィティの『ヒトリノ夜』でした。
オハナ：ああ！　ヒトリノよっるぅ～♪　か。あー分かる分かる。
フジタ：で、高校大学の時は俺カラオケ行っても一切歌わなかったの。中二病だったから。
オハナ：歌いたくなかったってことですか？
フジタ：うん。で、社会人になってからで、先輩と行ったなら、COMPLEXの『恋をとめないで』で、スナックで歌う時は、KinKi Kidsの『全部だきしめて』。
オハナ：ああ～いいですね（笑）
フジタ：知らない人と行った時は皆知ってる曲を歌いたいなと思うので、『ガラスの少年』とか、モンパチの『小さな恋のうた』とか。
オハナ：キンキ好きなんですね。フジタさん世代の人は。
フジタ：そのへんを歌うね。で、これは記事にはできないんですけど、Yさん（フジタの同期）と歌う時は、くるりの『ワンダーフォーゲル』を歌います。
オハナ：いいですね！　おもしろ（笑）
フジタ：あ、でも昨日ブルースター（とあるスナック）行ってきたんですけど、3時まで。松山千春の『長い夜』熱唱してました。
オハナ：分かんないな。聴いたら分かるかな。
フジタ：や～、ちょっと分からないと思う。まあそうですね。誰と行くかによって何を歌うかを分けてます。

以外にも大学生までは一切歌わなかったというフジタさん。それでもやはり社会人になってからは何かと歌う機会も多かったようで、人や場面によって選曲を変えているとのお話でした。
自分も楽しみつつ、皆が楽しめるように、場が盛り上がるようにという意識。やっぱり長く営業をやってきた人だな～と思います。

■イクメンコイケの子守唄

コイケ：まあ完全にカラオケ想定ではないので、勝負曲というか、よく聴くのはミスチルなんですよ。なので、普通に代表的なところで『終わりなき旅』とか『Tommorow never knows』とか『sign』とか『HANABI』とか。
コイケ：そのへんを子供の寝かしつけの時に歌ってます。という意味で勝負曲ですね。
フジタ：それで寝るの！？
コイケ：寝るんです。なんだろ、多分、自分が無になれてるんですよね。「早く寝ろ」とか、そういう念って伝わるっていうか、その念が無くなる時って子供が寝てくれてたんですよ。
オハナ：なんかいいこと聞いたかも。
コイケ：そう、子供って言わなかったことでも敏感に感じ取るじゃん。そういうことがないよう、自分が無になるために、よく歌ってた。
ジョーカ：あ、じゃあなんでも良いんですね、曲は。
コイケ：なんでも良いと思う。他のもやったけど、これが俺にとっても子供にとっても一番ハマってたんだと思う。
オハナ：へえ～。
フジタ：今後Eminemやって。寝かしつけに。
オハナ：（笑）
コイケ：いや知らないし（笑）
コイケ：それこそ、J Soul Brothersとかだと、駄目でした。うるさいしね。俺は好きだけど、それだと駄目でした。
オハナ：ためになりました。

あまり歌うイメージの無いコイケさんの勝負曲は、好きだというミスチル。なんと子供を寝かしつける際に歌っている曲だそうです。
確かに子供の頃って、親の機嫌とかなんとなく察知していたりしましたよね。自分が好きな曲を口ずさんで寝てもらうのがお互いにとって良さそうです。僕の場合はスピッツですね。『田舎の生活』とかかな。

これにて、セナポンメンバーによる「あなたの勝負曲は？」でした。
音楽の趣味ってやっぱりその人の個性が出て面白いですよね。意外な人が意外な曲を聴いていたり。

気合を入れる時はもちろん、辛い時悲しい時にも「この曲を聴く！」と決めていると、いざそういう気分になった時に必要以上に落ち込まなくて済むかもしれません。
イマイチ音楽興味ないなあという方も、これを期にあなたの一曲を探してみてはいかが？