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【ドイツ】ネブラ・ディスクの出土地に行ってみた話

こんにちは。今日は2024年5月18日に訪問しました、ドイツのネブラ・ディスクの出土地についてレポートします✍️

本記事はこちらの「ドイツプラネタリウム訪問記: ネブラ編」の続きです。まだ読まれていない方はぜひこちらからお楽しみくださいね。↓

ちなみに、ネブラ・ディスク本物(ハレ州立先史博物館)についてはこの投稿の次の記事で扱う予定です。


出土地はどこにある?

出土地はドイツのザクセン=アンハルト州の中にある、ブルゲンラント郡ネブラの郊外にあります。
国際空港はどこも遠いような気がしますが、ベルリンかフランクフルトが比較的近いでしょうか?

Google mapにも登録されています。↓

Arche Nebraからの道のり

ネブラ・ディスク出土地に行くには、まずはその観光案内所的な施設である「Arche Nebra」へ行き、そちらの受付で英語の音声ガイドを借り、プラネタリウムの時間を確認してからのほうがいいと思います。

出土地でも音声ガイドを利用できるためです。私はこれを知らず、あとからまとめて聞きましたorz

バスが走っている時期には、訪問時にちょうどいい時間のバスがあればその旨を案内してくれると思います。
バスはとにかく本数が少ないので、プラネタリウムの時間よりもバスの時間を優先したほうがいいと思います(ただし今日のプラネ投影あと1回!なんていう場合にはもちろんプラネタリウム優先で。)

バスは私は利用していないので正直よくわかっていないのですが、期間限定だとか、行きしか運行していないとか、ネットで少し検索するといろいろな情報を見つけることができます。

冬に訪問されたかたがGoogle mapに載せていた写真を見たことがあります。
雪で真っ白だったので、暖かい時期にしか運用しないというのもなんとなく納得な気がします。

私はけっこう歩くのが好きなので、迷わず徒歩で向かいました。

行きは緩やかな登りの山道ですし、道が舗装されていない箇所もありますので要注意です。

わたしは帰り道に雨が降ってしまって、ちょっと大変でした。

?何かありますね。

何かと思ったら…👀
道中には、天文にまつわるアート作品が複数置かれています。

こんな感じで、ちょっと心配になるくらいの森林です。

こちらもアート作品。

中に入れるやつです。

ここでは2つしか紹介していませんが、他にもいろいろありました。

そして、視界が開けた…と思ったら!

到着です!
こちら、ネブラディスク出土地のすぐそば。

案内図もあります。音声ガイドも(泣)

裏面は残念ながら…解読不可能😅笑

奥へ歩いていくと、

…??

おっこちたUFOみたいな何かを発見。

あ…!!!!

そうです、こちらがネブラディスクの出土地です。

こちらの中央の、銀色のところに埋まっていたのだそうです。

作ってきたメダルと記念撮影。(前回記事参照)

それにしても、この土地であの天文盤が活用され、その後ここにずっと眠っていて、盗掘され、調査され…
出土地を見ながら、じっくりと心の中で歴史を辿っていくと
なんとも言えない胸の高鳴りが抑えきれません。

いやー、、、いつまで経ってもドキドキが止まりませんでした。
山道を必死で歩いてきたから動悸…というわけではありません(笑)そこまで厳しい坂道ではなかったです!ハレの博物館にネブラディスクを観に行ったら、ぜひがんばって出土地にも足を運んでみて欲しい!とにかく行きづらいけど!!

そして、大きな塔もあります。

文字が書いてありますね?

どうやら中に入れる模様…

す、すごい階段!!!!!

残念ながら、階段でしか上がることのできないタイプの展望台です。
足場のそこまでよろしくない山道を40分歩いてきたところで、正直階段なんて登りたくはないのですが…😨
せっかくここまできたのですから、登ってみましょう。

途中地点から。すごい景色です。

100段以上登って、到着!(途中で数えるのやめた)

天気は悪かったですが、すばらしい景色です。

先ほど見た、文字が書かれた塔から伸びるまっすぐなラインは夏至や冬至の太陽の出入りの位置など、ネブラディスクから読み取れる太陽の出入りの角度を表しています。さらにこの塔自体を日時計としても使えるよう、他のラインもいくつか伸びています。

夏至や冬至の日の出入り時刻に遊びにきたら、さぞ素敵な写真が撮れるのだろうな〜…と一瞬思いましたが
あの山道を、外国人がおかしな時間に移動するのは…非常に危険かも😨

そして、こちらの写真↑中央に何があるでしょうか?

前回記事で紹介しました、Arche Nebraです。
入り口が、しっかりこちらの方向を向いていますね🌛

真北には出土地が見えています。

現地にたまたま居合わせた人曰く、ここにネブラディスクを置いて、使うらしい。本当に?笑
(最近の研究では星座早見盤のように空にかざして見るという見解が合っていそう、とのことなのでおそらくここに置いて使うのは違うかなと思います😂)

さて、かなりざっくりとした紹介になってしまっていますが、今回はここまで。
次回はいよいよ、本物のネブラ・ディスクが置かれていますハレの州立先史博物館の訪問記です🌛

ちなみにネブラディスク関連の有料パートは、先史博物館の記事が書き終わった後にまとめて有料のみの記事として出したいと思っています。
久々にTHETAの写真も出てきますので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです🥺

それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました🙌

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