「海外旅行に行くと価値観が変わる」←この現象について考察してみた
「海外旅行に行くと価値観がかわるよ。」
「海外旅行に行かない人は狭い世界を生きているの同じ。」
よくそんなふうに言う人に出会いますし、ネットの世界にはよくいらっしゃるタイプだと思います。
私は、その話を聞くたびに「海外旅行に行くと変わる価値観とは何なんだろうか。」そう考えています。
あくまで私の考察のもと、この記事を執筆してみました。特定の誰かへの悪意はまったくありませんので、あしからず。
なお、以下のような前提条件とします。
よくある「海外旅行」をベースにする
1週間程度の日程
一般的な方法で観光地をまわる
まず、「価値観」と言う言葉を深掘りしていきましょう。
価値観と言うものを辞書で調べてみたところ、以下の通りの検索結果が出てきました。
続いて海外旅行で満たせるであろう、価値観変容の要素をあげていきます。
多様な文化に触れることによる、自己理解や他者理解の促進
日常生活で接することの少ない人種の中で観光することにより、普段は意識しない日本人としてのアイデンティティを自覚する
などがあげられました。
上記のことから、
海外旅行に行くと変わる価値観とは、自己理解が促進することにより、物事の優先順位や判断基準がかわることが大きな要因であると考えました。
この自己理解による価値観の変容は海外旅行に特有のものなのか?と考えたとき、他の方法での価値観が変わるであろう要因を考えていきます。
出産や昇進など、新たな社会的役割を手に入れたとき
大事な人との別れ
などが考えられました。
上記のイベントは、自分で起こすタイミングをコントロールできない、かつ、良くも悪くも感情的刺激が大きすぎる気もします。
「海外旅行に行くと価値観が変わる」という主張は、海外旅行に行くことにより、大きなトラウマが残らない程度に、意図的な価値観の変容を起こせるという主張なのか。と理解しました。
それであれば、意外と旅行でも価値観は変わりそうだなという結論になりました。
まとめ
海外旅行で変わるであろう価値観について、自分なりに考察してみました。
勿論、留学やワーキングホリデーのような長期的で現地の人々と密にコミュニケーションする場合、もっと大きな変化があるかもしれません。
この記事が色々な意見を理解するための一助となれば、幸いです。