ビアン奮闘記〜パートナー〜

私達レズビアンは自分達だけでは子供を産むことはできない。どうしても協力者、パートナーが必要不可欠である。

初めは、一人一人会って探していこうとしていた。
しかし、なんとコロナという強敵が現れてしまった。なんてタイミングよ。
私達は今年と思っていたのに、どうにもこうにも動けない状況でして。白紙状態。
そこで止まっていた。

ある日、彼女からある提案をされた。
それは、彼女の弟をパートナーにしないかの提案だった。
私は二つ返事で返せなかった。それは想像していなかったから。
いや、その方が安全だし血の繋がりも感じるだろう。しかも、このコロナ騒動でパートナーを探すのは困難なので。
しかし、そう簡単にはうんとは言えなかった。
分かるかな、こう…いや、彼女の弟は全然良いんだけど。彼女の弟となったら次は私の弟じゃないですか。
その、自分の弟の血が入った子供だよ。ちょっとね。一番近い感覚は多分近親相姦かな←
なんか私はダメだ…
でも、話が早い事に彼女の弟は了承していて彼女の両親、私の両親ともにその方が安心だとの話だった。
なんだろう。うーん。
この話だけはとんとん拍子で了承となった。
私以外は…
まぁそりゃ絶対に嫌！！ではないからなぁ
でもなぁ。
と私の心は今でも揺らいでいる。揺らぎ続けているコロナと共に…
でも、現状取り敢えず私×彼女の弟で始める事になった。

まぁ案の定コロナなので保留中だけど。
コロナが落ち着いたら始めることになってて…
いつになるんでしょうね。こればっかりは計画的ではなくなった初めての出来事。

皆さんもコロナにはくれぐれもお気をつけて。