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もう少しゆっくり話してください

最近はオンライン英会話で「Daily News」のレッスンを受けています。

英文のニュース記事を読みながら、音読練習をしたり、先生の質問に答えたりするレッスンです。

レッスンの後半は、記事の内容について先生とディスカッションをし、自分の意見を述べる練習もします。

私は時事問題が苦手なので、この教材はずっと避けてきたのですが、英検1級合格を目指すならニュース記事に触れておく必要があると思い、あえて苦手分野にチャレンジすることにしました。

「Daily News」は毎日新しい記事が更新され、初級や中上級など、レベル別に記事の分量やトピックも違います。

「このトピックなら自分でも話せそう」というものを選ぶことができるので、ニュース英語だからといって構える必要はなく、思っていたよりは気楽に受講できています。

テキストの内容も事前にチェックできるので、私はいつも軽く予習してから受けるようにしています。

予習はガッツリやらず、「軽く」がポイントです。

なにも予習しないと、先生の質問にすぐ答えられなくて焦るし、予習にがっつりエネルギーを注ぐとしんどくなるので、あくまでも「軽く」がポイント。

予習のおかげで、テキストの内容に沿った質問なら、言葉に詰まらずに答えられています。

ただ、たまに会話の途中で脱線して、雑談が始まることがあります。

すると、先生の英語が急に早口になり、私はついて行けなくなってしまいます。

テキストを読んでいるときは、先生も私のスピードに合わせてゆっくり話してくださるのでしょう。

ところが、雑談になると先生も普段の会話モードになるので、急に聞き取れなくなってしまうのです。

そんなとき、
「ちょっと待ってください。もう少しゆっくり話してもらえますか?」
と伝えられれば良いのですが、勢いよく話している先生を止める勇気がないと、分からないくせに笑いながら聞くことになります。

画面の向こうの先生が楽しそうに笑いながら話しているから、ここは笑っておけばいいのだろう。

そんな感じです。

楽しそうに聞くフリをしながら、内容を分かっていないのは失礼だよなぁと思いながら聞いています。

これ、日本人にはありがちな傾向かもしれませんね。

オンライン英会話って、英語で話せるようになる練習をするだけでなく、会話のマナーを身につける場所でもあると思っています。

自分が聞き取れていないときは、それを正直に「伝える勇気」を持ちたいですね。

次は勇気を出して伝えられるといいな。

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