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記憶の記録
最前線を駆け抜ける皆さんを、スピードメーターのように。
2018・2019
VRChatというものを知った、2018年12月。
気になって飛び込んだ空間は、不思議なところでした。
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「知っているキャラクターのアバターを使っている」
そこしか興味が持てたところはなく、自分のVRChatに対する認識が「オンラインゲーム」の領域を抜けていませんでした。
数日後、暇だったときにふと入ってみました。大晦日の昼のことです。
そのとき、ボクの中で印象的だった出来事がありました。
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実は、本物を見たことがあるんです…!
日本人がいる。しかも大勢。その人自身のことや世の中のこと、世間話をしている。
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Twitterを見た感じはお元気そうだったので、何かの機会にお話がしたいところ!!
(昔のボク、「気持ちを新たに始めよう」と全員のフレンドを解除してしまったようですが…)
そのとき、自分のVRChatに対する認識が「交流の場」に変わりました。
年明けから2時間後、おすすめされたワールドを巡りました。
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記憶から抜け落ちていましたが、このタイミングで既にこの行為を見ていたみたいです。
(当時は何をしているのか分からなかったのもあるかも)
「交流の場」と知れはしましたが、VRChatに定着はしませんでした。
「ここにいたい」と思う場所がなかったのだと、振り返って思います。
それから、9月・10月に少しだけ入ったものの、そんな場所は見つからず。
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右端の子がボクです。(ミラーを使って巧みに自撮り)
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2019年以前で行った回数は、このワールドが一番多いです。
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(これまた、当時は何をしているのか分からなかったみたいで、記憶がありませんでした)
ミーシェちゃん、当時は主流でしたね。
転機は、2020年7月3日でした。
2020・2021上旬
またもや暇ができて、「最近遊んでいなかったゲームを遊ぼう」と思いつきます。
何番目かに引っ張り出してきたゲームが、VRChatでした。
「Japan Shrine」にでも行こうかと思っていたそのとき、ある一つのワールドが目に入ります。
「ポピー横丁-Poppy Street-」
日本語のワールド名、しかも100人以上がそのワールドにいる…!
思い切ってJoinしてみました。
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思えば、BAR Pyxisが始まったのは、2019年9月30日。10月に入ったとき、なぜ気付かなかった…!
Joinしてよかった。
入口のところであまりの人の多さにたじろいでいるところを、常連さんに招き入れてもらい、BAR Pyxisと初めて出会いました。
ここにいたい。ここで色々な人と出会いたい。そう思えました。
こうして、ボクは今、VRChatにいます。
そこからは、嵐のような日々でした。
フレンドさんがたくさん増えて、
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凄い技術の持ち主にたくさんお会いして、
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フレンドさんと数多のワールドを巡り、
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色々なイベントに参加して、
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毎日、入ったときにまずはこのワールドへ。イベントカレンダーを確認していました。
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フレンドさんの誕生日をお祝いして、
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初めての改変に挑んで、
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年を越しました。
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2018年のボクでは考えられないことですね。
たくさんのフレンドさん、たくさんのワールド、たくさんの出来事。
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いつしか、「お客さん」から「お手伝い」へ。
初めてBAR Pyxisに来た月には、既に始めていた記憶があります。
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夜の集まり「BAR Pyxis」のフレンドさん方をお誘いしたことも。
時間帯が真逆のオーナーさん・マスターさんが交流した、二度とないかもしれない一枚。
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フレンドさんも盛り上げてくださいました!
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ワールドまで作れる方、尊敬します。
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外部にも評価されているって凄いですよね。
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(いつかゲームしましょうね)
ここには写真を貼りきれない、色々な経験がありました。
2020・2021の写真の総数は、2558枚!
一つひとつの写真は、見れば思い出が駆け巡ってきます。
ずっと、この時間が続くと思っていました。
2021年下旬・2022年
さようなら、VRChat?
2021年9月から、年内はVRChatに入らない。それをボクは決断しました。
詳しくはお話できませんが、色々な苦労がずっと続いていたのです。
(実は、その苦労による精神的な理由で、BAR Pyxisのお手伝いを一時的にしていませんでした)
もしかしたら、来年には自分がいないかもしれない。
それだったら、今年中はその事情に専念して、来年以降にまた会えばいい。
そう思ったのです。
フレンドさんは、優しく受け入れて、応援してくださいました。
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VRChatに入らないだけで、皆さんとの交流はある。
だから、気持ちは楽でした。
でも、現実はそう上手くはいきません。
【大事なお知らせ】
— Senbei@2023年4月まで、基本的にはいません (@senbei_vrc) January 22, 2022
2022年の初めまでVRCにインできないとお伝えしていましたが、
2023年の4月までインできないことになりました。
今回は、TwitterやDiscordも見られなくなるため、
およそ1年間、バーチャルから完全に姿を消すことになります。
16か月の完全な交流断ち。そうせざるを得ませんでした。
もちろん、インターネット(Wi-Fiの意)が使えないわけではありません。VRChat以外のゲームは遊べます。
でも、皆さんという存在はあまりにもボクの一部になりすぎていました。
2528枚の写真が、それを表していると思います。
正直、かなり気が重い毎日でした。
仲のいいフレンドさんの近況、行っていたイベントの盛り上がり様。
確認したくてもできないもどかしさが、定期的に頭の中に浮かびます。
でも、だからこそ頑張りました。
今まで話していなかったことですが、2022年の末までに状況が変わらなかったら、永遠に戻らないという選択肢を取らざるを得なかったのです。
もしかしたら、その頑張りが、報われたのかもしれません。
生存報告、そして「一時帰郷」
7月、一定の目途がつき、2つの事実がほぼ確定となりました。
2023年4月に交流を戻せること
10月下旬から年末まで、交流を一時的に戻せそうだということ
そのため、皆さんに一回だけ、生存報告をすることにしました。
今日だけインターネットを使うことを許可されたので、痕跡を残しておきます。生きていますよ~。(/・ω・)/
— Senbei@2023年4月まで、基本的にはいません (@senbei_vrc) July 3, 2022
あえて、皆さんの様子は見ないでおきます。(._.)
僕が戻ってきたときに、よければ、いっぱい話してくださいね!( *´艸`) pic.twitter.com/h4Fu3mDbpz
それでは、また来年の…
— Senbei@2023年4月まで、基本的にはいません (@senbei_vrc) July 3, 2022
あえて、一時的に戻る事実に触れませんでした。
皆さんにビックリしてほしかったから。
そして、10月31日、ハロウィンより。
12月いっぱいまで、表立ってVRChatに「一時帰郷」しました。
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戻った当日の一枚。
もちろん、Jackさんなどにもお会いできました!
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個人の事情が色々大変そうですが、ゆっくりやっていてくださいね。
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「Virtual Market 6」以来でした。
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2年振り…!
本当に楽しい時間でした。
正直、不安だったのです。
「結局戻ってきたんだ」「誰?」と言われてしまうのではないかと…。
でも、そんなことは一切ありませんでした。
フレンドさん、皆さん優しいです。
それに、もし誰かに陰で思われていたとしても、それは気にしないことにします。
この9週間が、ボクにとって本当に重要な時間でしたから!
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こうしてボクは、表立ってはまた、皆さんと離れました。
でも今度は、気持ちは希望で満ちています。
皆さんのおかげです。本当にありがとうございます!
これから
10月に戻ったとき、お会いできなかったフレンドさんがいます。
人によっては、心配に思う近況の方もいましたし、是非お話したいです。
ボクがいない間に、良いワールドがたくさん出来ました。
お休みする前にFavoriteしたワールドも、行けなくなる前に巡らないといけませんし。
完全に復帰してもまだしばらくはできない、そんな物事だってありますから。
ボクはまだまだ、努力しなくてはいけません。
ボクはこれからも、
BAR Pyxisのお手伝いですし、
Makiedaさんのモデルをアバターにし続けますし、
色々なイベントに参加したいと思っていますし、
出会ったアーティスト・イラストレーターさんの作品を楽しみ続けますし、
出会ったVTuberの皆さんの活動を応援していますし、
自分の何かを極めようとしている人はリスペクトしていますし、
そして、全てのフレンドさんに感謝しています!
変わっていない皆さん、そして、良い方向に変わっている皆さんを、心から楽しみにしていますー!!( *´艸`)