問題作『大怪獣のあとしまつ』の評価を改めて考える<デウス・エクス・マキナの衝撃> という記事を読んで思ったこと。
問題作『大怪獣のあとしまつ』の評価を改めて考える<デウス・エクス・マキナの衝撃> という記事を読んで思ったこと。
https://cinema.ne.jp/article/detail/52178
まぁ、他の記事で書いてることと、ほとんど変わらないんですけどね。(;^_^A
頼りなく見えるが、要所要所で鶴の一声で決断し、実行も迅速。現場や国民の声も常に意識している。
はたしてそうか?閣僚は自らの立場に基づいて発言し、職務をきちんとこなしている。
政府が目指していたのは、死体の「廃棄」ではなく「保存」と「収益化」
そのための第一歩として、無害化(無臭化)を試みる作戦が続けられたが、雨音の陰謀によりことごとく失敗。
観客は、あとしまつ=廃棄 と勝手に思い込んで、作戦の意味を理解できなかった。
その結果、ラストで雨音に敗北したアラタが、「保存」を諦め「廃棄」に転換したのを、「デウス・エクス・マキナ」としか読み取れなかった。
(「デウス・エクス・マキナ」はただの変身呪文。仮面ライダーが「変身」と言って変身するようなもの。そこを深読みすると、ミスリードに嵌る。首相のメモは、怪獣を倒すために変身したアラタの声を聞いた者が首相に報告したものと思われる。)
隠されたストーリー
ユキノは運命のいたずらで婚約者アラタと引き裂かれ、正彦と結婚した後にアラタが帰ってきた。夫正彦は疑心暗鬼になる。 ユキノの恋心は再燃しアラタの真意を探るが、アラタは何も語らない。 正彦が間男アラタの正体を暴き排除すべく画策した結果、ユキノは真実を悟り、アラタと決別する。
作戦より私情を優先した結果、人類の未来は「あと死待つ」!?← ダブルミーニングの可能性。