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雪国(Grand Family Orchestra)
こんもりと花嫁の綿帽子のように積もった雪が日の光でキラキラ光る景色ってとてもきれいで温かで好きです。雪が降るとなぜか温かく感じるんですよね。かまくらの中に入ったような。一晩で世界が丸いフォルムに変わって、冬特有のまっすぐな日差しが反射する世界。
前奏がそのキラキラしている雪景色を思わせ、曲のリズムやスピード感が鈍行列車のそれと似ていてとても好きです。
Back to the Rock'n'roll
Yellow Valentineを聞き終えて新しいアルバムを聞き始めました。こういう知り始めの時期って一番楽しいですよね。遡ってゆく楽しみというか。全部聞いてしまうのをなるべく先延ばしにしたいような、早く全部聞きたいような。
付き合い始め位に、彼氏んちで卒アルを見せてもらっているような、そんな気持ちです。
ごめんなさい、そんな出来事なかったかもしれない。ついに自前の記憶とねつ造の記憶の境目がつかなくなってきました。
雪国のあかるさ
自分を自分でくすぐりながら「辛いとき、苦しいとき、悲しいときこそ笑うんや」と書いたのは西原理恵子の「ぼくんち」で、あの物語は南の方の漁村の物語でしたが、なんとなくあの空気感がわかる気がします。
青森市に住んでいたとき、やはり雪がすごくて朝昼晩と雪かきをしないといけないような感じなんですが、ご近所さんたちに会うとみんなにこにこしてるんですね。
「いやー、降るねぇ!ほんと。」
って。えーー!こんな大雪でなんで笑っていられるの?って思うんですが、怒っても嘆いても雪かきしなきゃいけないですしね。大変だけど、そんなときこそ笑ってしまえ的な。そういうとこが結構あります。
因みに大雪過ぎて屋根につもった雪の重みでドアの枠が歪んで開きにくくなりました。屋根の融雪が間に合わなくて。
泣く……。
田舎って
基本的にどうしようもないです。なんもなくてただひたすら寂れていくだけであろう街。人が減るのはやはり理由があるんです。気候だったり地形だったり貧しさだったり。進学や就職で街をでた友人達は帰省すると
「なんもないねー」「時間がゆっくり過ぎるねー」「人少な!」
と、言うのがデフォルトで。
でもまた、それぞれ生活の場に帰るときには「またね」と少し涙ぐむ。
地元を離れて暮らしているみんな、頑張れ。
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