Grand Family Orchestra「クジラ啼く」に似合う風景
下の話を書いてはいたものの、実際に「この曲が似合うだろうなぁ」という道路で聴いたことがなかったのですがこの度晴れてその道路を走ってきました。
この曲をBGMにして。
このPVも素敵で、息苦しさと視界がぼやけるような苦しさが有りながらも美しい感じがとてもあっているなと思います。
この曲を是非、八戸のフェリー埠頭から大橋を通って海岸沿いを走りながら聴いてほしいです。八戸にいらしたら、私の運転で聴かせてあげます。
こちらが大橋なんですが、夜じゃなくて昼でも良いです。
この橋を通って種差海岸までがぴったり似合う曲です。
こちらのバンドのボーカルの方は八戸市の出身だそうで、妙に納得してしまいました。曲の感じ。
夏は芝が青々としていて素敵なんですけど、この枯れた感じもまたいいでしょ。鯨も出てきそう。
って、昔くじらがとれたんですよ、八戸市。
昔話にもあるのです。「鮫浦太郎」ってかいてますが「八戸太郎」って私はききました。鮫浦は八戸市の「鮫」という町名(駅もある)なので、鮫浦太郎も八戸太郎も同じですが。
そして、私が小学生の頃は「くじら汁」が給食ででていました。嫌いでした。
更に、昔(といって明治時代)八戸の鯨の解体会社が鯨の血や油を海に流して海が汚れ魚が穫れなくなったので、怒った漁師たちが捕鯨会社を襲撃。漁民による最大の一揆事件「くじら騒動」もありました。
と、少し踏み込むとすぐに陰鬱な話も出てきちゃうあたりが実に八戸らしいなと。
ちょっと話がそれましたが、この景色とこの曲が似合いすぎるなと思います。
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来年またなにかやれたらいいな