えんぶり①私の場合
八戸市では2月17日~20日まで「えんぶり」というお祭りが行われています。
馬を模した烏帽子をかぶって稲作(田植えなど)を題材にした踊りを踊ります。
以外、全くの私見ですので詳しく知りたい方はググってください。
えんぶりが終われば春がくる
「立春をすぎると寒さがやわらぎ」「暑さ寒さも彼岸まで」など、暦で季節の区切りを感じる事があるかと思いますが、八戸はこの「えんぶり」が区切りで、どんなに暖冬でも
「えんぶり過ぎるまでは油断ならない。寒さがくる」
と構え、えんぶりがすぎると雪が降ろうがなんだろうが
「えんぶりが過ぎたから、じき暖かくなるさ。」
と、余裕が。
実際このえんぶりの前後が一番寒さが厳しく(雪の有無に関わらず)、「えんぶり」と聞くと凍てつく空気に肌がチクチクする感じを思い出します。
そんな中で行われるお祭りです。
門付けのえんぶりと私
早朝に神社に奉納する事からはじまり日中は門付けに回っているので、この期間はえんぶり組をあちこちで見ることができます。
こんな感じで。こちらは中心街の商店をまわっているえんぶり組です。こうやって門付けに歩いているえんぶり組をみると一気にテンションがあがって、つい見に行ってしまいます。
詳しくは知りませんが門付けの金額で演目(何種類やるか)が決まっているので、フルバージョンのえんぶりをやっているところは羽振りの良い旦那様というわけです。
庶民の私はおこぼれにあずかるのです。ヘヘ。
夜もあちこちでえんぶりが。えんぶりの日に飲みに出ると、お囃子を遠くに聞きながら飲めてとってもgoodだということがわかりました。来年も飲みたい。
後ろについていきたくなります。お囃子の聞こえる方へ行ってみると、
やってるやってる。
みろく横丁でえんぶりです。いいですねぇ。これ、もっとプッシュした方がいいと思うんですよね。飲み屋街で見れるえんぶり。でも、偶然遭遇するっていうのがいいのかな。なんかラッキーみたいな。
ビルの上からも。みんなやっぱりお囃子聞こえると見ちゃうよね。
こんな感じで、街を歩いているとお祭りに出会う感じ伝わるでしょうか。
夏と違ってすっごく祭りムードなわけじゃないんですよ。屋台は広場にしかでていないし、街も特別飾り付けられていない。
普通の生活をしているところに、お祭りがやってくる感じです。なんか良いですよね。
私はえんぶりが一番好きですね。お祭りの中で。
こんな感じで、お囃子がきこえるとあちこちにいるえんぶりを見に行くのが私の主なえんぶりの観覧スタイルなんですが、今年は豪奢にお座敷でえんぶりをみてきました。
その話はまた、次回。