水戸華之介配信ライブ アソビバ#5モンペ&ブラザーズ(和嶋慎治) アソビバ#6花cute(枕元トクロウ、吉田一休)
ギターはギターでも、演奏する人によって(ギターの種類もあるけれども)全く違うもんなんだなあと。アソビバ#5に出演の和嶋さん(人間椅子)は「ギターがないてる」ってこういうことなんだって初めて実感したギタリストで、例によって水戸さん経由で演奏を聴いたんですが、感動しました。「何このギター!」って(語彙力)。そしてアソビバ#6に出演の吉田一休さんのギターは語るように柔らかく優しい音色でどちらも大好きです。
と、せっかくなんで見た配信ライブの感想全部書いちゃおう。もしかしたら今だけかもしれませんもんね。配信ライブなんて。
アソビバ#5モンペブラザーズ
モンペ&ブラザーズって何だろうと思っていたら、モンペが衣装なんですね。
これはとてもうれしかったんですが、MCで水戸さんが「地方の方とかいつもライブハウスに来れない方も見ていると思うので」とライブネタの補足をしてくれました。配信ライブを見始めて「ほほぉ、これがライブハウス文化か。確かにライブハウスから音楽を仕入れてきている人から見ると、私らのような地方在住で主にCDから音楽を仕入れてきた人に対しては『にわかめ』と言いたくもなるだろう」とちょっといじけてきていたので、地方ファンのこともチラリと思ってくれているんだなぁと思うとうれしくなりました。
ライブは、ゆる~く進行。もうラジオじゃないかってくらいしゃべり倒していて開始40分で歌った歌は2曲(笑)。面白かったです。
和嶋さんのギターはやっぱり素晴らしい。「生存のブルース」とかアコギバージョンもめちゃくちゃかっこいい。人間椅子のライブって毎年必ず青森でも開催されるので、そのうち行こう行こうと思ってやはり月日が経ってしまっているのですが、やっぱり行っておけばよかったなと。
和嶋さんのジャンプと情熱の薔薇
ブルーハーツのカバーなんですが、こちらの歌を聴けてうれしかったです。以前ブルーハーツのトリビュートアルバムに人間椅子と水戸さんでこちらの歌でさんかしていたんですよね。この日初めて知ったのですがこの歌って一度しか「情熱のバラ」っていうフレーズが出てこなかったんですね。
「リンダリンダ」みたいにずっとリピートしていた様なイメージがあったんですが、「じょおねーつの 真っ赤なばーらを」のこの部分しかないんですね。知ってました?水戸さんがMCで話していて初めて知りましたよ。
和嶋さんがこの部分でジャンプをするのですが、なんかいいもん見さしてもらったわ。って気持ちになれました。かわいい。
アソビバ#6花cute
水戸さんの新しいアルバムを聴いてからこのユニット見たーーい!と思っていたので、見ることができて感無量です。
爆笑の2時間半!イヤホンつけてゲラゲラ笑っていたら通りかかった子供に「は?なに?怖いんだけど!」って白い目で見られちゃいました。
確かに高校の部室のノリ。くだらないことを話して後輩をいじって、きれいな言葉を歌っては「きれいごとの歌だよね」と笑い倒す。
なんか懐かしい。この空気感。明日なんか永久に来ないようなそんなノリ。そんな時間が確かにあったなぁ。
ライブはピアノ超かっこいい!かっこいい!かっこいい!あとやっぱり吉田一休さんの声好きだわ。「星の夜の絵空事」の歌いだしが一休さんでしたがふわっと語るように歌う声に悶絶。一休さんと水戸さんの声質の組み合わせって合っているというか、すごく華やかに広がるんですよね。好き。
配信ライブの盛り上がり
配信ライブで見ていても意外と盛り上がりを感じることができるんですよね。コメントも目に入るのでその動きがライブの歓声のうねりのようで。そして、リアクション?を送ると画面に花火が打ち上ったり紙吹雪が舞ったりするのですが、盛り上がるとみんなでリアクションを送るので「ああ、ちょっと、盛り上がりすぎてよくみえなーい!」ってたまになるのもライブでもみくちゃになってあんまよく見えない状態にも似ていて雰囲気ありますね。見逃しではリアクションは写らないので見逃しでまたじっくり見ることができるのもグッドです。
画面の向こうの情熱は確かに私たちのもとに届いており、そして私たちの喜びも画面の向こうに届いているのかもしれない。(いや、わからんだろ)
なんてそんなことを思いながら配信ライブを楽しみました。
ちなみにですね、水戸さんのアルバムってセットで購入すると直筆短歌がついてくるのでその特典が好きで買うときはセットを買うようにしているのですが、今回の短歌はこちら。
うわーん!水戸さーーん!届いているよー!
もうこの短歌見た瞬間うるっときちゃいました。
水戸さんのファンになって良かった。いつも思うけれども、次回もまたそう思う。多分この先何度もそう思う。
そう思った配信ライブでした。